対象
- Access Control の初期設定や、運用管理を行う管理者
目的
- Access Control 管理画面で全てのユーザーのアクセスログを確認します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 3 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Access Control の管理者権限が必要です。
管理画面へのアクセス方法は以下の記事をご参照ください。
Access Control 管理画面へのアクセス方法
手順
1. Access Control 管理画面の左メニュー [ログ管理] - [アクセスログ] へアクセスします。
2. 日時を指定し検索します。必要に応じてその他の条件も指定し検索します。
指定できる条件は以下のとおりです。
- ユーザー名 : Access Control のユーザー名を指定できます。
- IP : アクセス元の IP アドレスを指定できます。
- 接続 : アクセスが許可されたか、拒否されたか、その両方かを選択できます。
- 詳細 : アクセスが拒否された理由をプルダウンから選択できます。
- 種別 : アクセス元の環境について、セキュアブラウザ、モバイルブラウザ、PC ブラウザのいずれか、または組合せて指定できます。
- SSO Target : アクセスを試みたサービスプロバイダーの Entity ID やサービスプロバイダー名になります。
3. 必要に応じ、CSV 形式でアクセスログをダウンロードします。
項目 (管理画面)
アクセスログにて確認可能な項目は以下のとおりです。
名称 | 説明 | 備考 |
ユーザー名 | Access Control のユーザー名 | - |
日時 | アクセスを行った日時 | - |
IP アドレス | アクセス元の IP アドレス | - |
種別 | アクセス元の環境 (PC ブラウザ、モバイル ブラウザ、Secure Browser) | - |
認証結果 | 認証の結果 |
認証結果と各結果の出力理由は以下の通りです。
|
SSO TARGET | アクセスを試みたサービスプロバイダーについて、 [サービスプロバイダー設定] で設定した名前 | Microsoft 365 は Office 365、Google Workspace は Gmail と表示されます。 |
項目 (CSV)
ダウンロードした CSV に表示される項目は以下のとおりです。
名称 | 説明 | 備考 |
Timestamp | アクセスを行った日時 | - |
Username | 対象のユーザーのユーザー名 | - |
Login successful | ログインの成功可否 |
以下のいずれかが表示されます。
|
IP address | アクセス元の IP アドレス | - |
Device Type | アクセス元の環境 (PC ブラウザ、モバイル ブラウザ、HENNGE Secure Browser) | - |
Detail | 認証に失敗した原因 | 認証に成功した場合には空欄で表示されます。 失敗理由は Reason をご確認ください。 |
Reason | 認証に失敗した理由 |
認証に成功した場合には空欄で表示されます。
|
Entrance Pass ID | ブラウザの入場証保持の状態 |
|
Certificate ID | HENNGE Device Certificate の ID | - |
Login Type | ログインタイプ |
以下のいずれかが表示されます。
|
SSO Target | アクセスを試みたサービスプロバイダーの [サービスプロバイダー設定] で設定した名前 | - |