対象
HENNGE Email DLP の初期設定や、運用管理を行う管理者の方で正規表現を記載したいお客様が本記事内容の対象となります。
目的
HENNGE Email DLP のルールグループ内で設定する、正規表現の記載ルールや記載例について案内します。
注意事項
1. 本記事の内容は 2024 年 8 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
2. 実際の画面確認や、設定の変更には HENNGE Email DLP の管理者権限が必要です。
3. HENNGE Email DLP ユーザー画面の URL は、お客様テナントより異なります。
・PC : https://console.mo.hdems.com/#/[ メイン ドメイン ]
・モバイル : https://console.mo.hdems.com/#/m/[ メイン ドメイン ]
※ [ メイン ドメイン ]はお客様ご契約ドメインに変更してください
4. HENNGE Email DLPは正規表現ライブラリとして re2 を採用しております。
5. HENNGE Email DLPでは正規表現の大文字/小文字の区別は行いません。
詳細説明 / 手順
以下 項目の設定をする際に、本記事に記載の表現を用いて記述します。
1. ルールグループ
1. 正規表現の基本
正規表現を記載する際に、指定文字列の中に下記文字が含まれている場合エスケープが必要です。
エスケープが必要な文字
.[](){}*^\|+?$
エスケープするには、文字の前にバックスラッシュ\を記載します。
例: \.zip
2. 正規表現の記載例
HENNGE Email DLP のルールグループ内で以下の記述をすることで、メール操作に必要な条件を実践することができます。