ご質問
送信メールがフィルター条件に合致した時には、どのようなアクションを実行できるのでしょうか。
回答
フィルター条件に合致したメールは設定したアクションとサブアクションが実行されます。
1 つのフィルターに対して指定できるメインアクションは1つ、サブアクションはアクションにより指定した項目が異なります。
メインアクション
- 送信
ルールに該当した場合、メールを送信します。 - 一時保留
ルールに該当した場合、メールを一時保留します。
指定した時間後、メールは自動的に送信されます。 - 承認要求
ルールに該当した場合、メールを一旦保留し、承認者の処理を待ちます。 - 削除
ルールに該当した場合、メールを削除します。
サブアクション (メインのアクションに追加可能)
- 遅延時間
アクションで「一時保留」を選択した場合は入力してください。
メールが保留される時間を設定します。
1〜999分、もしくは「自動で送信しない」を設定することが可能です。 - 通知
送信者に通知
本ルールに該当したメールの送信者に通知します。
承認者に通知
設定された承認者のメールアドレスに通知します。 - Bccを追加する(コピー転送)
アクションで「送信」「承認要求」「一時保留」のいずれかを選択した場合は、入力することができます。登録可能なメールアドレス数は最大5件です。 - 添付ファイルを暗号化する
アクションで「送信」「承認要求」「一時保留」のいずれかを選択した場合は、入力することができます。
「添付ファイルを暗号化する」のサブアクション
-
暗号化ポリシー定義
「添付ファイルを暗号化する」を選択した場合は設定してください。
送信者や受信者に紐づけて、どのように ZIP 暗号化するかを詳細に設定することができます。
[Email DLP] 添付ファイル処理設定 - 暗号化ポリシーの作成 / 編集
設定例)
・ランダムパスワードで ZIP 暗号化し、送信者と受信者にパスワードを自動通知する。
・社外と提携したプロジェクトメンバーには、事前に取り決めた固定パスワードで ZIP 暗号化する。
・ZIP ファイルが受け取れない取引先には添付ファイルの暗号化を除外する。
参考
ルール優先度について
フィルターには「優先度」を設定します。
フィルタリングシステムは、優先度順にフィルタリング条件を判定し、合致したフィルターアクションを実行します。
以降のフィルタリング条件は判定されません。
※ 数字が低いほど優先度が高くなります。