対象
HENNGE Access Control の管理者が対象です。
目的
管理者にて HENNGE Device Certificate を発行します。
注意事項
- 本記事の内容は 2024 年 11 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には HENNGE Access Control の管理者権限が必要です。
- 管理画面へのアクセス方法は以下の記事をご参照ください。
HENNGE Access Control 管理画面へのアクセス方法 - HENNGE Device Certificate発行時に利用者に送付されるメール内容を変更したい場合は以下の記事をご参照ください。
デバイス証明書の設定(モダンビュー)
手順
1. HENNGE Device Certificate の発行は、HENNGE Access Control 管理画面の左メニュー [デバイス証明書] - [証明書一覧] にアクセスして行います。
2. [ + 証明書登録 ] を選択します。
3. 証明書発行に必要な情報を記入します
一度に発行できる証明書は、ご契約のデバイス証明書枚数が上限値となります。
上限値を超えた登録の場合には証明書登録画面で警告が表示されます。
記入方法1(直接記入):
手順3の表に従い、各入力項目に証明書登録に必要な情報を記入します。(※ ①)
記入方法2(一括登録):
ファイルを使用して一括記入する場合には、[ デバイス証明書登録リスト ] を選択してテンプレートをダウンロードします。(※ ②)
手順3の表に従い、ファイルに必要な情報を記入後、 [ ファイルをドラッグ&ドロップまたは 選択 ] からファイルをアップロードします。(※ ③)
ファイルの文字コードは UTF-8 で作成する必要があります。
アップロード形式は XLS, XLSX, CSV, または TSV に対応しています。
何らかの理由でエラー等が発生し、一部の証明書の登録が完了しなかった場合は [ 登録未完了の証明書リストのダウンロード (CSV) ] を選択し、登録未完了の証明書リストを CSV でダウンロードします。このリストを編集し、再度アップロードすることで、登録未完了分のみ抽出して再登録を実行することができます。(※ ④)
4. 証明書発行に必要な各項目を記入します。
以下の表に従い、証明書登録画面に直接記入、またはファイルの各列に記入します。
発行する HENNGE Device Certificate につき、一行を記入します。
複数の HENNGE Device Certificate を一度に発行する場合、発行する枚数分の行を記入します。
一部の項目において、画面への直接記入の場合とファイルを利用する場合で項目名称や入力値が異なります。
画面への直接記入の場合には以下表における「直接記入:」の記載内容を参照し、ファイルを利用して記入する場合には「ファイル:」の記載内容を参照します。
項目 | 詳細 |
直接記入:ユーザー名 ファイル:ユーザー |
発行する HENNGE Device Certificate を利用するユーザーの、 HENNGE Access Control のユーザー名を指定します。 ※ ログインタイプが shared の場合でも、ユーザー名を指定する必要があります。 |
直接記入:ログイン ファイル:ログインタイプ |
以下の 3 種類から選択し記入します。 個人タイプ 直接記入:個人 を選択します。 上記「ユーザー」で指定したユーザーのみが利用できます。 パスワードレスタイプ 直接記入:パスワードレス を選択します。 上記「ユーザー」で指定したユーザーのみが利用できます。 共有タイプ 直接記入:共有 を選択します。 複数のユーザーが利用できます。 |
OS |
発行する HENNGE Device Certificate をインストールする端末の OS を指定します。 macOS にインストールする場合 直接記入:MacOS を選択します。 Windows にインストールする場合 直接記入:Windows を選択します。 iOS にインストールする場合 直接記入:iOS を選択します。 Android にインストールする場合 直接記入:Android を選択します。 Chromebook にインストールする場合 直接記入:ChromeBook を選択します。 |
デバイス ID タイプ |
上記「OS」で指定した OS により、指定できるデバイス ID タイプが異なります。 「OS」が macos の場合 直接記入:MAC を選択します。 「OS」が windows の場合 直接記入:MAC User を選択します。 「OS」が ios の場合 直接記入:IMEI または UDID を選択します。 「OS」が Android の場合 直接記入:GUID を選択します。 「OS」が chromebook の場合 直接記入:Serial を選択します。 |
デバイス ID |
上記「デバイス ID タイプ」で選択したデバイス ID タイプにより異なります。 「デバイス ID タイプ」が mac、MAC または mac-user、MAC User の場合 HENNGE Device Certificate をインストールする端末の MAC アドレスを入力します。 「デバイス ID タイプ」が imei、IMEI の場合 HENNGE Device Certificate をインストールする端末の IMEI を入力します。 「デバイス ID タイプ」が udid、UDID の場合 HENNGE Device Certificate をインストールする端末の UDID を入力します。 「デバイス ID タイプ」が guid、GUID の場合 デバイスIDアプリケーションに表示される GUID を入力します。 「デバイス ID タイプ」が serial、Serial の場合 HENNGE Device Certificate をインストールする端末のシリアル番号を入力します。 |
送信先メールアドレス |
本項目で指定したメールアドレス宛てに、HENNGE Device Certificate を 「送信先メールアドレス」は「ユーザー」に紐づく必要はなく、管理者がユーザーに代わり ※ Chromebook へ HENNGE Device Certificate を発行する場合、 |
メール件名のメモ | 本項目で指定した内容は、HENNGE Device Certificate をインストールする方法が 記載されたメールの件名に挿入されます。 |
備考 | 本項目で指定した内容は、管理者が指定した独自のメモです。 この項目は後からでも編集することが可能です。 |
言語 |
HENNGE Device Certificate をインストールする方法が記載されたメールの言語を選択します。 英語の場合 ファイル:en を選択します。 日本語の場合 ファイル:ja を選択します。 ※ Chromebook へ HENNGE Device Certificate を発行する場合、 |
5. 証明書発行の記入情報に誤りがないことを確認します。
各証明書登録行の左横にあるステータスがエラーになっていないことを確認します。
[エラーのある行だけを表示する] を有効にすることにより、エラー行だけの表示に切り替えることが可能です。
6. [ X枚の証明書を登録する ] を選択します。
7. HENNGE Access Control 管理画面の左メニュー [ ログ管理 ] の [ デバイス証明書操作履歴 ] にて、デバイス証明書の操作状況に「登録」の行が表示されることを確認します。
証明書登録の直後は、「状態」は「処理中」が表示されます。
対象メールアドレスへのメールが送付された後、「状態」は以下のように「完了」が表示されます。