対象
HENNGE Secure Transfer をご契約いただいているお客様が対象になります。
内容
新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行作業に伴い、よくあるご質問や説明会の際にご質問いただきましたQ&Aを、以下にまとめました。
本ページでご案内している移行の対象範囲は「 HENNGE Secure Transfer 」のみでございます。
目次
契約全般
Q. 利用可能プランを教えてください。
以下のプランをご契約のお客様が対象となります。
HENNGE One Basic
HENNGE One Pro
HENNGE DLP
HENNGE Secure Transfer(OP)
Q. 追加料金はかかりますか。
既に HENNGE Secure Transfer (クラシック) をご利用中のお客様に関しましては、追加のご費用はかかりません。
Q. 5GBの容量アップなど将来的なオプション追加はありますか。
HENNGE One Pro プランをご利用中のお客様に関しましては、5GBまでご利用いただけます。
Q. まだ旧プランなのですが、利用したい場合新プランに移行する必要がありますか。
移行の必要はございません。
移行前のプランでもHENNGE Secure Transfer (モダン) を利用することは可能です。
仕様
Q. アクセスする URL は変更になりますか。
変更となります。こちらのページをご確認ください。
HENNGE Secure Transfer (モダン) にログインする
Q. HENNGE Secure Download サービスに影響はありますか。
今回のHENNGE Secure Transfer(モダン)のリリースで、HENNGE Email DLP / HENNGE Secure Download の仕様変更が発生することはございません。
Q. HENNGE Secure Transfer (モダン) の最大ダウンロード回数等のパラメーター値を教えてください。
こちらのページに記載しております。
HENNGE Secure Transfer (モダン) の機能について(クラシックとの機能比較)
Q. 使わない機能を管理者側で非表示にすることは可能ですか。
転送タイプの表示を指定することが可能です。詳細についてはこちらのページの「転送タイプ」欄をご確認ください。
テナントの設定変更 (モダン)
Q. メールアドレス認証を管理者側で強制させることはできますか。
メールアドレス認証を管理者様側で必須に設定することが可能です。
Q. メールアドレス認証はメールアドレスの数だけリンクが必要ですか。
1 つのリンクで複数のメールアドレスやドメインを指定することが可能です。
リンクを作成後、追加が発生した際は新しくリンクを発行ください。
Q. パスワードポリシーを管理者側で指定させることはできますか。
可能です。詳細についてはこちらのページの「パスワードポリシー」欄をご確認ください。
HENNGE Secure Transfer (モダン) の機能について(クラシックとの機能比較)
Q. 転送履歴を削除する機能は実装予定ですか。
2024 年 10 月 1 日時点では、実装の予定はございません。
Q. 受信ファイルを他の HENNGE Secure Transfer ユーザーに共有する機能は実装する予定はありますか。
2024 年 10 月 1 日時点では、実装の予定はございません。HENNGE Secure Transfer は、電子メール上で添付が難しいサイズの大容量ファイルを安全に、ユーザー毎の総容量・回数無制限で送受信することができるサービスです。
Q. ダウンロードリンクの発行回数に上限はありますか。
発行するリンクの数に制限はございません。
Q. 「メール起稿ボタン」の動きを教えてほしい。
動作につきましては、こちらのページの「メール起稿ボタン」欄をご確認ください。
HENNGE Secure Transfer (モダン) の機能について(クラシックとの機能比較)
Q. 今まで HENNGE Secure Transfer(クラシック)のサイトにアクセスできなかった取引先がいたが、HENNGE Secure Transfer (モダン)は利用できますか。
HENNGE Secure Transfer (モダン)へアクセスが可能かどうかは、受け取り側の環境で Web プロキシや Web フィルタリングに依存いたします。
アクセスができない場合、受け取り側の IT 担当者にご連絡いただき、以下の FQDN へのアクセス許可設定を行ってください。
*.transfer.hennge.com
Q. HENNGE Email DLP のチームメールを使って送信したメールの HENNGE Secure Download 履歴もHENNGE Secure Transfer (モダン) から確認ができますか。
ご自身が送信したメール(HENNGE Email DLP 上のマイメールに表示されるもの)のみが確認可能です。
Q. クラシックの「ファイル受取人の確認」機能をモダンで使う場合はどうすればいいですか。
まず、管理者メニューで「メールアドレス認証の要求を必須」にします。
テナントの設定変更 (モダン)
あとは、URL生成時に「メールアドレス認証を要求」で「全てのメールアドレスを許可」を指定することで同等の機能を使うことが可能です。
Q. セッション保持時間を教えてほしい。
セッション保持時間に関しては、IdP側の設定に依存します。
HENNGE Access Controlで認証をしている場合は、HENNGE Access Control管理コンソール内の サービスプロバイダー設定 > セッション有効時間 の項目に設定されている時間でセッションが切れるようになっています。
Q. [ Microsoft 365 認証 ] でログインする場合、ログイン ID がユーザーの [ Microsoft 365 UPN ]から[ プライマリメールアドレス ] に変更になった理由を教えてほしい。
旧基盤(クラシック) では、ユーザー通知は、Microsoft 365 UPN に設定されている値に通知メールを送信する仕様になっておりました。
そのため、Microsoft 365 UPN ローカルパートに社員番号を指定している等、プライマリメールアドレスと異なる値を設定している場合、通知メールが届かないユーザー様がいらっしゃいました。
新基盤(モダン)では、すべてのユーザーが通知メールを受信可能にするため、ログインID をMicrosoft 365 UPN からプライマリメールアドレスに変更しております。
Q. 新基盤(モダン)ではログイン時にメールアドレスの入力が表示されますが回避することはできますか。
新基盤(モダン)では、ログイン時のメールアドレス入力が必須となります。
旧基盤(クラシック) サービス仕様では、Microsoft 365をご利用のお客様で、Microsoft 365 UPNとプライマリメールアドレスに異なる値を設定している場合、ユーザー通知が届かない事象が発生していました。当該事象を解消するため、 新基盤(モダン)では、ログインIDをMicrosoft 365 UPNからプライマリメールアドレスに変更しています。
なお、新基盤(モダン)の認証方式がHENNGE Access Controlの場合は、 HENNGE Access Controlのユーザーポータル画面から新基盤(モダン)にアクセスすることで、ログイン時のメールアドレス入力を省略することが可能です。
Q. メールアドレス認証やダウンロードパスワードの認証保持期間を教えてほしい
【メールアドレス認証について】
ゲストが新基盤(モダン)への認証時に「この認証を2週間保持します」にチェックを入れた場合は、 14 日間アクセス元のブラウザに認証情報が Cookie 情報として保持されます。当該 Cookie が有効な期間はメールアドレス入力を省略することが可能です。 この認証の省略保持の操作は送信元ドメイン単位で有効です。
【ダウンロードパスワード認証について】
ゲストが認証時に「この認証を2週間保持します」にチェックを入れた場合は、 14 日間アクセス元のブラウザに認証情報が Cookie 情報として保持されます。当該 Cookie が有効な期間はダウンロードパスワード入力を省略することが可能です。 この認証の省略保持の操作はURL単位で有効です。
Q. HENNGE Secure Transfer (モダン)の「送る」で発行されたURLにアクセスした際に、URL発行ユーザーのメールアドレスを非表示にできますか。
当該URLに「メールアドレス認証を要求」または「ダウンロードパスワード認証」のいずれかが有効化されている場合に、URL発行ユーザーのメールアドレスが「ファイル送信者」として表示されます。URL発行ユーザーの正当性を示す目的がありますので、「ファイル送信者」のメールアドレスを非表示にすることは仕様上できかねております。
なお、上記の二通りの認証機能を選択せずに、パブリックリンク(セキュリティの認証設定なし)としてURLを作成した際には「ファイル送信者」は表示されません。
移行タイミング
Q. いつから HENNGE Secure Transfer (モダン) を利用できますか。
すでにすべてのお客様へ HENNGE Secure Transfer (モダン) を提供いたしております。
Q. 現在、 旧基盤 HENNGE Secure Transfer (クラシック) を利用しています。
新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行は必要ですか。
HENNGE Secure Transfer (クラシック) は 2024 年 10 月 31 日(木)をもってサービスの提供を終了しますため、HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行をお願いたします。
Q. 移行前に新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン) の検証をすることは可能ですか。
HENNGE Secure Transfer (モダン)の URL を一部のユーザー様にのみ公開することで、利用者を制限することが可能です。
Q. 旧基盤 HENNGE Secure Transfer (クラシック) は引き続き使えますか。
HENNGE Secure Transfer (クラシック) は 2024 年 10 月 31 日(木)をもってサービスの提供を終了しますので HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行をお願いいたします。
Q. 旧基盤 HENNGE Secure Transfer (クラシック) と新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン) を並行利用することは可能ですか。
可能です。アクセスする URL が異なりますので、アクセス先を変更いただくことで双方を使い分けることができます。
ただし、HENNGE Secure Transfer (クラシック) は 2024 年 10 月 31 日(木)をもってサービスの提供を終了しますので HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行をお願いいたします。
Q. 旧基盤 HENNGE Secure Transfer (クラシック) を利用していませんが契約には含まれています。新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン) への移行作業は必要ですか?
旧基盤 HENNGE Secure Transfer (クラシック)をご利用していない場合は、新基盤 HENNGE Secure Transfer (モダン)への移行作業は任意作業となります。
移行作業を実施しないことによる、ご契約いただいている他の HENNGE One サービスへの影響もございません。
ただし、将来的に HENNGE Secure Transfer(モダン)をご利用いただく場合は、事前にお客様で利用開始作業を行う必要があるため、ご対応をお願いいたします。
移行作業全般
Q. HENNGE Secure Transfer (モダン) を利用する際、管理者にて作業が必要ですか。
HENNGE One の管理者様にて初期設定と接続作業を実施いただく必要がございます。
移行手順につきましては、下記に記載がされておりますのでご確認ください。
HENNGE Secure Transfer クラシック から モダン への移行手順一覧
Q. 設定代行を依頼できますか。
認証方法の変更と管理者権限の付与については弊社にて設定代行が可能です。
恐れ入りますが他の設定値につきましては、お客様にて設定をお願いします。
Q. HENNGE Secure Transfer(クラシック)の設定は引き継がれますか。
設定の移行は行いません。恐れ入りますが管理者様にて初期設定をお願いします。
Q. HENNGE Secure Transfer(クラシック)のログは移行されますか。
ログの移行は行いません。必要なお客様はログのダウンロードをお願いします。
その他
Q. HENNGE Secure Transfer (モダン) のロードマップを確認することはできますか。
管理画面右上「ロードマップ」にアクセスするためのリンクがございます。
「ロードマップ」では開発中の機能や検討中の機能についてご確認いただくことができます。また、お客様からの機能要望についてフィードバックを送ることも可能です。お気づきの点がございましたら是非ともユーザー様からのフィードバックをお知らせください。