対象
- HENNGE Secure Transfer の管理者
目的
HENNGE Secure Transfer のテナントに対する各種設定方法 (ファイルサイズ、セキュリティなど) について説明します。
注意事項
- 本記事の内容は 2024 年 10 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 複数のドメインを管理している場合、テナント管理者は全てのドメインに対して設定変更が可能です。
ドメイン管理者は、自身が管理者であるドメインに対して設定変更が可能です。
手順
1. HENNGE Secure Transfer に管理者アカウントでログインします。
ログイン手順は下記の記事をご参照ください。
HENNGE Secure Transfer (モダン) 管理画面へのアクセス方法
2. 左メニューから設定を変更したいメニューをクリックします。
※ [ファイルサイズ] を変更する場合を例として画像を添付します。
3. 設定画面にて、[選択中のドメイン] から設定を変更するドメインを選択して、設定を変更し、[保存] ボタンをクリックします。
※ ドメイン管理者の場合は [選択中のドメイン] が表示されません。
項目
ファイル転送設定
ファイル転送設定に関するメニューの概要は下記の通りです。
メニュー名称 | 概要 | 備考 |
ファイルサイズ | ファイル転送内でアップロードできるファイルの最大サイズを設定します。 | 設定可能な最大サイズは契約によって異なります。 |
ファイルダウンロード制限 | ユーザーおよびゲストによる、暗号化されたファイルのダウンロードを禁止します。 |
有効化された状態で暗号化されたファイルがアップロードされた場合、URL へのアクセスをしても対象のファイルはダウンロード画面に表示されません。
|
転送タイプ | ユーザーが作成できる転送タイプを設定します。 |
過去に作成したファイル転送について、転送タイプが変更後の転送タイプと合致しない場合、ユーザーはその転送に対してファイルの追加やリンクの編集ができなくなります。(リンクの停止やファイルのダウンロードは可能です。) |
リンク設定
リンク設定に関するメニューの概要は下記の通りです。
※ セキュリティポリシーを変更した場合、変更後のセキュリティポリシーと合致しない過去に作成したリンクに関しては、[ファイル転送履歴] 画面からのセキュリティポリシーの編集ができなくなります。(リンクの停止、再有効化は可能です。)
メニュー名称 | 概要 | 備考 | |
セキュリティポリシー |
メールアドレス認証 | ファイルのダウンロードをする際に、メールアドレスの認証を必須とするかどうかを設定します。 |
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パスワードによる保護 | ファイルのダウンロードをする際にパスワードを使用するかどうかを設定します。 |
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パスワードの長さ | 設定するパスワードの最小文字数を設定します。 | - | |
パスワード文字 | [アルファベット大文字 / 小文字 / 数字 / 記号] のそれぞれをパスワードに必須とするかどうかを選択します。 |
※ 記号は以下文字種が使用可能です (空白は除く)。 |
|
ダウンロード数制限 | 「 送る 」機能でアップロードしたファイルを、ゲストがダウンロードできる 1 ファイルあたりの最大回数を設定します。 | ※ ユーザーは設定値を最大として、ファイル転送ごとにダウンロード回数を変更することができます。 | |
有効期限 | 生成されたファイル転送 URL 期限の最大値を設定します。 | ※ ユーザーは設定値を最長として、生成する URL ごとに値を変更することができます。 | |
ゲスト同意画面 | ゲストの同意画面の [有効 / 無効] および 同意画面に表示するメッセージを変更できます。 | ※ GDPR の同意画面として利用する場合は、一般データ保護規則(GDPR)の対応についてを参照ください。 ※ 本設定は必須ではありません。 |
アカウント
アカウントの設定に関するメニューの概要は下記の通りです。
メニュー名称 | 概要 | 備考 |
ユーザー管理 | ユーザーの一覧表示およびユーザーの権限を変更できます。 |
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ユーザーログイン制限 | 当機能を有効化すると、管理者権限をもつユーザーのみが HENNGE Secure Transfer へログインできます。 | ※ Microsoft 365 / Google Workspace による認証の場合のみ表示されます。 |
グループログイン制限 | Google Workspace のグループで利用者を制限する | ※ Google Workspace をご利用の場合のみ表示されます。 設定方法は下記の記事をご参照ください。 |