Googleの新メール送信ポリシーへの対応のご案内(初報)

対象

HENNGE Email DLPをご利用中のお客様。

内容

Google社より、2024 年 2 月 1 日(木) から Gmail アカウントに対して 5,000通/日 以上のメールを送信する送信者に対し、SPF レコードの登録及び DKIM 署名の設定、DMARC レコードの公開などを必須とする新しいガイドラインの発表が行われていることを確認いたしました。

Requirements for sending 5,000 or more messages per day

 

HENNGE Email DLPをご利用中のお客様におかれましては、上記 Google 社の新しいガイドラインに準じるため次の弊社記事をご参照いただき、予め HENNGE Email DLP の SPF レコードの登録及び DKIM 署名の設定を行っていただく事をお勧めいたします。

SPF レコードの追加

DKIMの設定

 

また、上記の資料は HENNGE Email DLP 用の設定マニュアルとなりますが、Google Workspace や Microsoft 365 等、ご利用されているグループウェアの SPF レコードの登録及び DKIM 署名の設定も合わせてご実施いただくことを推奨いたします。

※Google Workspace や Microsoft 365 などにおける SPF レコードの登録及び DKIM 署名の設定方法につきましてはお手数ですがサービス提供元企業様へ詳細をご確認いただけますようお願い申し上げます。

 

なお、前述の Google 社公開の新しい送信者向けガイドラインでは、Gmail アカウントに対して 5,000通/日 以上のメールを送信する送信者に対し、SPF レコードの登録及び DKIM 署名の設定と合わせ、DMARC レコードの公開も要件として記載されております。

DMARC レコードの公開につきましては HENNGE Email DLP 上での設定ではなく、各ドメインの DNS サーバー上にご登録が必要となりますため、弊社にて詳細な設定方法等のご案内が難しい状況ではございますが、Google 社および Microsoft 社より以下のヘルプページが公開されておりますので、ご参考いただき設定をご実施いただけますと幸いでございます。

・Google Workspace:DMARC レコードの追加

・Microsoft 365:DMARC を使用してメールを検証する

 

DMARC レコードの公開につきまして、Google 社公開の新しい送信者向けガイドライン上では適用ポリシー(p タグ)は none とする設定にて問題ない旨の記載がございますが、お客様内での運用及びセキュリティポリシーに従いご判断いただけますようお願い申し上げます。

また、Google 社および Microsoft 社のヘルプサイト記載内容に関してご不明点がございましたら、お手数ではございますがそれぞれ Google 社、Microsoft 社へお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

 

本件につきまして、弊社でも継続して情報収集を行っておりますので、アップデートがありましたら改めて本記事を更新し、ご連絡をさせていただきます。

 

以上、よろしくお願い申し上げます。

          
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