対象
これから HENNGE Secure Transfer(モダン)をご利用開始されるお客様が対象です。
目的
HENNGE Secure Transfer(モダン)のご利用を開始する手順をご案内致します。
注意事項
1. 本記事の内容は 2023 年 11 月時点での製品内容をもとにしたものです。以後アップデートや仕様変更により、予告なく変更される場合があります。
目次
1.1. HENNGE Secure Transfer(モダン) の認証方式の確認
2. HENNGE Secure Transfer(モダン)の利用開始作業
2.1. 認証方式が HENNGE Access Control の場合
2.2. 認証方式が Google Workspace の場合
2.3. 認証方式が Microsoft 365 の場合
3.1. 管理者ユーザーによる HENNGE Secure Transfer 動作テスト
4.1. HENNGE Secure Transfer 運用ポリシー設定
4.2. Googleグループログイン制限の設定 ※Google Workspace認証のみ
5.1. 認証方式が HENNGE Access Control の場合
5.2. 認証方式が Google Workspace の場合
5.3. 認証方式が Microsoft 365 の場合
6.1. 一般ユーザーによる HENNGE Secure Transfer 動作テスト
1. 事前準備
1.1. HENNGE Secure Transfer(モダン) の認証方式の確認
下記の URL より、HENNGE Secure Transfer のログイン画面を開き、メールアドレスを入力し [ 次へ ] を押下し、表示される画面を確認します。
https://transfer.hennge.com/
※認証方式が HENNGE Access Control であるもののサービスを未利用のお客様は、HENNGE 社にて設定変更が必要です。
HENNGE Secure Transfer (Modern) お問合せ窓口へその旨ご連絡ください。
hst-modern-inquiry@hennge.com
・HENNGE Access Control ログイン画面イメージ
2. 接続作業
上記手順1.1にて確認いただいた認証方式にあった手順をご確認ください。
2.1. 認証方式が HENNGE Access Control の場合
2.1.1 HENNGE Secure Transfer (クラシック) の Name ID を確認
1)HENNGE Access Control の管理画面に管理者ユーザーでアクセスし [サービスプロバイダー設定] から HENNGE Secure Transfer (クラシック) 用の設定の編集画面を開きます
※ 名称が ”HENNGE Secure Transfer(Modern)” のものは モダン用の設定ですので、他の HENNGE Secure Transfer の設定を確認してください
2)設定の中の「Name ID」の項目で設定されている内容を確認します
2.1.2 HENNGE Secure Transfer (Modern) の Name ID 確認と変更
1)HENNGE Access Control 管理画面の [サービスプロバイダー設定] から「HENNGE Secure Transfer(Modern)」の編集画面を開きます
2)設定の中の「Name ID」の項目で設定されている内容を確認し、上記 2.1.1 で確認した内容と異なる場合は 2.1.1 で確認した内容に修正し保存します
2.1.3 HENNGE Secure Transfer 接続作業 (HENNGE Access Control)
※すでに HENNGE Access Control 管理画面の「サービスプロバイダー設定」に
「HENNGE Secure Transfer(Modern)」が登録されていますので、手順2. 対象ユーザーのサービス許可 から実施ください。
2.2. 認証方式が Microsoft 365 の場合
Microsoft 365 の管理者権限を用いて HENNGE Secure Transfer へアクセス権限の付与を行います。
HENNGE Secure Transfer (モダン) のサービス許可設定 (Microsoft 365)
HENNGE Secure Transfer (モダン) へのログイン許可設定 (Microsoft 365)
※HENNGE Secure Transfer(モダン)のログインする際、ログインIDは「プライマリメールアドレス」となります。
2.3. 認証方式が Google Workspace の場合
Google Workspace のグループで利用者を制限する場合には以下の手順を実施します。
HENNGE Secure Transfer (モダン) Google Workspace グループ制限 事前作業
3. 管理者ユーザーによる動作検証テスト
3.1. 管理者ユーザーによる HENNGE Secure Transfer 動作テスト
管理者ユーザーが HENNGE Secure Transfer にログインできることを確認します。
HENNGE Secure Transfer (モダン) 動作テスト
4. 運用ポリシー設定
4.1. HENNGE Secure Transfer 運用ポリシー設定
以下を参照の上、必要な設定変更を実施ください。
テナントの設定変更 (モダン)
4.2. Googleグループログイン制限の設定 ※Google Workspace認証のみ
Google Workspace のグループで利用者を制限する場合には以下の手順を実施します。
HENNGE Secure Transfer (モダン) Googleグループログイン制限の設定
5. 運用開始
一般ユーザーがログイン可能になるよう、HENNGE Secure Transfer の設定を変更します。
5.1. 認証方式が HENNGE Access Control の場合
手順2.1.3 の「2. 対象ユーザーのサービス許可」にて設定したユーザー許可設定が一般ユーザーに設定されていない場合は、設定を変更します。
5.2. 認証方式が Microsoft 365 の場合
HENNGE Secure Transfer のユーザーログイン制限が有効になっている場合は一般ユーザーがログイン可能になるよう、設定を変更します。
無効の場合は、設定変更は不要です。
HENNGE Secure Transfer (モダン) ユーザーログイン制限の解除
5.3. 認証方式が Google Workspace の場合
HENNGE Secure Transfer のユーザーログイン制限が有効になっている場合は一般ユーザーがログイン可能になるよう、設定を変更します。
無効の場合は、設定変更は不要です。
HENNGE Secure Transfer (モダン) ユーザーログイン制限の解除
6. 動作テスト
6.1. 一般ユーザーによる HENNGE Secure Transfer 動作テスト
一般ユーザーが HENNGE Secure Transfer にログインできることを確認します。
HENNGE Secure Transfer (モダン) 動作テスト
参考
・HENNGE Secure Transfer (モダン) とは
・HENNGE Secure Transfer (モダン) のリリースに伴う Q&A
・HENNGE Secure Transfer (モダン) 管理者ヘルプ
・HENNGE Secure Transfer (モダン) ユーザーヘルプ