概要
Access Control と Google Workspace のシングル サインオン(SSO)を構成し、Google Workspace へのログインを Access Control から行うようにするための手順です。
注意事項
- 本記事の手順を実施すると、対象者の Google Workspace へのログインが Access Control 経由に変更されます。
そのため、影響範囲、作業時間帯は十分ご検討の上作業してください。 - Access Control の管理者アカウントの情報(ユーザー名・パスワード)が必要です。
- Google Workspace テナントの特権管理者アカウントの情報(ユーザー名・パスワード)が必要です。
- 特権管理者権限を持つ Google Workspace アカウントは、シングル サインオン(SSO)対象外です。
https://support.google.com/a/answer/6341409?hl=ja(外部リンク) -
本作業実施前に、必ず Google Workspace・Access Control 両方に同じメールアドレスを持つユーザーが作成されていることを確認してください。
メールアドレスの不一致や、ユーザーがどちらかで存在していない場合、ユーザーは Google Workspace へのログインができなくなります。 - 想定通りの動作にならない場合、Google 社へお問い合わせをお願いする場合があります。
- 一部のユーザーのみ HENNGE One 製品を利用する場合であっても Google Workspace のライセンス数と同じ数の購入が必要です。
HENNGE One のライセンスの考え方 - 本記事の内容は 2026 年 4 月時点での製品仕様に基づき作成しており、予告なく変更される場合があります。
手順
Google Workspace の新しい組織部門を作成
本手順は、一部ユーザーのみに Access Control と SSO 連携をしたい場合に実施します。
全ユーザーに対して SSO 連携を行う場合は、次の Access Control のサービスプロバイダーを設定する の手順に進んでください。
- 親組織の配下に対象アカウントを登録する組織部門を作成します。
組織部門を追加する(外部リンク) - シングル サインオン(SSO)の対象としたいアカウントを手順 1 で追加した組織部門に登録します。
組織部門へのユーザーの移動(外部リンク)
Access Control のサービスプロバイダーを設定する
以下の手順を実施します。
HENNGE One サービスプロバイダーの仮設定(外部リンク)
※ STEP 6 メタデータの取得は不要です。
Google Workspace の SSO プロファイルを作成する
- [Google Admin 管理コンソール]-[セキュリティ]-[認証]-[サードパーティの IdP による SSO]にアクセスします。
- [サードパーティの SSO プロファイル]-[SAML プロファイルを追加]から以下を設定します。
※「Access Control のサービスプロバイダーを設定する」で取得した値を使用します。- [SSO プロファイル名]:任意の名前
- [メールアドレスを自動入力]:[URL 内のメールアドレスを login_hint パラメータとして送信する]にチェック
- [IdP エンティティ ID]:コピーした IdP Issuer
- [ログインページの URL]:コピーしたシングルサインオン URL
- [ログアウトページの URL]:コピーしたサインアウト URL
- [パスワード変更用 URL]:コピーしたシングルサインオン URL
- [証明書をアップロード]:取得した SAML 署名証明書
- [保存]をクリック後、[SP の詳細]に[エンティティ ID]と[ACS の URL]が表示されます。
Access Control への転記が必要になるので、控えてください。
Access Control のサービスプロバイダー設定を編集する
- 「Access Control のサービスプロバイダーを設定する」で作成したサービスプロバイダーを編集します。
- [ACS URL]:Google Workspace の SSO プロファイルを作成する の手順 3 でコピーした ACS の URL
- [SP Issuer (Audience)]:Google Workspace の SSO プロファイルを作成する の手順 3 でコピーしたエンティティ ID
- 「Access Control のサービスプロバイダーを設定する」で作成したサービスプロバイダーへのアクセス許可設定を行います。
以下の手順を参考に SSO 対象のユーザー、もしくは SSO 対象のユーザーが格納されたアクセスポリシーグループへ作成したサービスプロバイダーへのアクセス許可設定を行います。
SPサービスへのアクセス許可設定(外部リンク)
※ デフォルトのサービスプロバイダー[Gmail]は利用しないため、必要に応じて全体のアクセスポリシーグループから、デフォルトで設定されている[Gmail]のサービスプロバイダーのチェックを外します。
Google Workspace の SSO 設定を実施する
全ユーザーに対して SSO 連携を行う場合
- [Google Admin 管理コンソール]-[セキュリティ]-[認証]-[サードパーティの IdP による SSO]にアクセスし、[SSO プロファイルの割り当ての管理]-[使ってみる]をクリックします。
※ [使ってみる]が表示されない場合は[管理]をクリックします。 - 最上位の組織部門を選択し、[SSO プロファイルを選択]のプルダウンリストから「Google Workspace の SSO プロファイルを作成する」手順で用意したプロファイルを指定します。
- [Google でユーザー名の入力を求めた後、このプロファイルの IdP ログインページにリダイレクトする]にチェックして[保存]をクリックします。
一部ユーザーのみに SSO 連携を行う場合
- [Google Admin 管理コンソール]-[セキュリティ]-[認証]-[サードパーティの IdP による SSO]にアクセスし、[SSO プロファイルの割り当ての管理]-[使ってみる]をクリックします。
※ [使ってみる]が表示されない場合は[管理]をクリックします。 - 「Google Workspace の新しい組織部門を作成」で用意した組織部門を選択し、[SSO プロファイル]よりプルダウンリストから「Google Workspace の SSO プロファイル」手順で用意したプロファイルを指定します。
- [Google でユーザー名の入力を求めた後、このプロファイルの IdP ログインページにリダイレクトする]にチェックして[保存]をクリックします。
- [サードパーティの IdP による SSO]-[ドメイン固有のサービスの URL]をクリックし、「最初にユーザーに Google のログインページでのユーザー名の入力を要求する」を選択後に[保存]をクリックします。
※ SSO を使用していない組織部門またはグループがある場合は、必ずこの設定を選択してください。
この設定を行わない場合、SSO を使用していないユーザーが自動的に Access Control にリダイレクトされ、ログインできなくなるおそれがあります。
接続の確認
-
SSO 対象ユーザーでの確認
SSO 用の組織に参加するユーザーにて Google Workspace サービスへアクセスし、ログインを行い Access Control の認証画面が表示されることを確認します。
※ 特権管理者権限を持つ Google Workspace アカウントは、シングル サインオン(SSO)対象外です。 -
SSO 対象外ユーザーでの確認
SSO 用の組織に参加していないユーザーにて Google Workspace サービスへアクセスし、ログインを行い Access Control の認証画面は表示されずにログインできることを確認します。