対象
HENNGE Tadrill ( タドリル ) を利用できるお客様が対象です。
( 契約ライセンスごとに利用可能な機能の一覧はこちらをご確認ください )
内容
HENNGE Tadrill の機能概要などをご案内します。
注意事項
1. 本記事の内容は 2024 年 6 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
目次
1. 機能概要
HENNGE Tadrill は、HENNGE 社が提供する標的型攻撃メール訓練サービスです。
従来の標的型攻撃メール訓練では実現できなかった、自社完結型の継続的 / 実践的な標的型攻撃メール対策訓練と、
報告用アドオンの提供により報告のフローの定着化で組織のセキュリティレベルの向上を実現します。
1.1 実践的な訓練を何度でも
契約期間中は何度でも訓練可能です。
標的型攻撃メール訓練サービスの HENNGE Tadrill は、一度や二度の訓練で終わりにせず、複数回に渡り様々な訓練を実施することで組織のリテラシー向上に貢献します。
1.2 報告用アドオンで訓練時以外の不審メール報告も「かんたん」に
報告用アドオンを Gmail や Outlook にインストールすることで標的型攻撃メール訓練以外のメールも簡単に管理者に報告、HENNGE Tadrill に情報として蓄積され一元管理することができます。
不審なメールを報告する文化の定着化に貢献します。
1.3 テンプレートを使って手軽に実施可能
HENNGE Tadrill は一般的な標的型攻撃メール訓練サービスとは異なるセルフサービス型で、担当者の好きなタイミングで手軽に訓練を始めることができます。
また、多様な訓練メールテンプレートを提供しています。
2. その他
2.1 標的型攻撃メール訓練 とは
標的型攻撃メール訓練は、組織の従業員に対して擬似的な標的型攻撃メールを送信し、サイバー攻撃に対する危機意識を高める訓練です。
近年のサイバー攻撃は、高度な社会工学的手法を用いた標的型攻撃が増加しています。
攻撃者は入念な調査により、標的組織の実在する取引先を装い、機密情報を偽装した添付ファイルが付されたメールを送ります。
従業員がこれに気づかずに開封・実行すれば、組織内にマルウェアが浸透してしまいます。
このような脅威に備えるため、標的型攻撃メール訓練では、実際の攻撃と同様の手口を用いた疑似メールを従業員に送ります。
訓練メールを受信した従業員の危険行動をシステムで検知し、その集計と分析をもとに、管理者からリスクのある部門や個人に対してフィードバックを行います。
繰り返し訓練を行うことで、従業員一人ひとりの危機意識が高まり、標的型攻撃への対応力が身につきます。
組織を守るには HENNGE One の対策ソリューションと合わせて人的対策が不可欠です。
標的型攻撃メール訓練は、組織全体のセキュリティ力向上に有効な手段になります。
関連カテゴリへのリンク
・初期導入方法
https://support.hdeone.com/hc/ja/sections/33745706088217
・管理者マニュアル
https://support.hdeone.com/hc/ja/sections/33745353259801
・ユーザマニュアル
https://support.hdeone.com/hc/ja/sections/33745357823385
なお、Tadrill は HENNGE One Pro の対象サービスとして含まれておりますため、
当該サービスのご利用をご希望のお客様は下記の記事内に記載しております「 お申込みフォーム 」より申請をお願いいたします。
・新サービスリリースに伴う HENNGE One Pro への機能有効化について
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/34139136895257
※ また、Tadrill のご利用にあたっては、製品仕様上一部メールのアプリではご利用できない機能もございますので、お使いの環境が製品の利用要件に合致しているかどうかを事前にご確認ください。
参考:HENNGE One 動作環境
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/360004121574