対象
- File DLP を利用できるお客様
( 契約ライセンスごとに利用可能な機能の一覧はこちらをご確認ください )
内容
- File DLP の機能概要などをご案内します。
注意事項
- File DLP のご利用に際しては、事前に検証環境にて動作検証を実施いただく必要があります。
ご利用をご検討いただく際には、必ずご発注までに弊社営業担当者までご相談ください。 - 本記事の内容は 2025 年 3 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- File DLP のログインには Microsoft 365 か Google Workspace を使用します。
※ Box のみを運用しており、Microsoft 365 / Google Workspace のどちらも利用していない場合、 File DLP へのログインができないため、Box の連携もできません。
目次
機能概要
File DLP は、クラウドストレージ内に格納されているファイルの共有ステータスを可視化し、ファイルの漏えいを防ぐサービスです。
「Track and Trust」 をコンセプトにデータやアクションの可視化を通して、正しくリスクを把握し、予防に動くためのサービスとして提供を開始します。
ファイルの外部共有状況の可視化
Google Drive や One Drive といったクラウドストレージサービスに格納されているファイルの共有状況をまとめて可視化し、不適切な外部共有状態になっているファイルに気づくことができ、リスク管理に寄与します。
File DLP の管理画面 からファイル共有停止
外部共有状態が不適切なファイルを発見した場合、各クラウドストレージサービスの管理画面に遷移することなく、File DLP の管理画面上から直接外部共有の状態を変更することができます。
セキュリティリスクの設定
組織の状況に応じて特定の共有状態をリスクとして事前に設定することが可能です。
設定いただいた検出に合致したファイルをルール毎に確認することが可能です。
また、共有リスク検出条件の設定はプリセットをご活用する事で、少ない手順で設定することができます。
共有自動停止ルール
ファイル共有停止のルールをあらかじめ設定することで、ルールに該当したファイルを検知した際、適切な共有状態へ自動で変更処理を実行します。
そのため、ユーザーが意図せず不適切な外部共有設定をしてしまった場合も、管理者作業不要でルールに沿った運用を遵守させることができます。
その他
対応クラウドストレージサービスについて
2024 年 11 月時点では、Google Workspace の「Google Drive」、Microsoft 365 の「One Drive」及び 「 Share Point」、クラウドストレージサービスの「Box」に対応しています。
今後も順次対応クラウドストレージサービスを増やす予定です。
関連カテゴリへのリンク
・File DLP ご利用ガイド
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/39905421882393
なお、File DLP は HENNGE One Pro の対象サービスとして含まれております。
すでに Pro プランをご契約済で当該サービスのご利用をご希望のお客様は下記の記事内に記載しております手順にて申請をお願いいたします。
・新サービスリリースに伴う HENNGE One Pro への機能有効化について
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/34139136895257