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[変更履歴]
2019年8月 承認者除外条件のリリースに伴い、本設定手順を変更いたしました。
なお、以前の設定でもフィルターの動作は変わりません。
2019年9月 承認者からのコメント機能リリースに伴い、1.[ 初回のみ・通知設定 ]に追記しました。
新基盤の Email DLP サービスで行う、承認機能の設定方法です。
設定の流れ
・通知設定(初回のみ)
・アドレスグループを作成する
・ルールグループを作成する
・フィルター定義で、作成したアドレスグループとルールグループの紐付け設定を行う
手順
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[ 初回のみ・通知設定 ]承認者の処理結果(送信 or 削除)を申請者(被承認者)に通知するため、メールテンプレートを指定します。
・[ 通知 (申請者宛て)] → [ +作成 ]を選択します。
・初期テンプレートが自動セットされますが、必要に応じて任意の文言に変更してください。
差し込みタグ
((%OPERATOR%)) …承認者
((%OPERATION%)) …承認処理結果(送信・削除)
((%OPERATION-COMMENT%)) …承認者からのコメント
((%HEADER-FROM%)) …送信者アドレス
((%RCPTTO%)) …受信者アドレス
((%HEADER-SUBJECT%)) …件名
((%HEADER-DATE%)) …送信日時
((%OPERATED-AT%)) …承認者が承認処理を実施した時刻
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[ アドレスグループ作成 ]申請者(被承認者)と承認者を設定します。
・[ アドレスグループ定義 ] → [ +作成 ]を選択し、申請者と承認者のメールアドレスを両方入力します。
・承認者としたいメールアドレスにチェックを入れ、[ +作成 ]します。
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[ ルールグループ作成 ]
承認対象としたいルール条件に対して、アクション "承認要求" を指定します。
(設定できる条件などに関しては、[ver.2]フィルタリング(HENNGE Email DLP)管理者マニュアルダウンロードをご参考ください。)
また、承認者を当該フィルターから除外するため、ルール条件を追加します。
※承認者自身にも当該フィルターを適用したい場合は設定不要です。
対象:エンベロープ送信者
条件:承認者ではない
パターン:2. で作成したアドレスグループ
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[ フィルター定義設定 ]
・[ フィルター定義 ] → [ +作成]を選択します。
・各項目を選択して[ +作成 ]します。
優先度:任意
送信者:2. で作成したアドレスグループ
受信者:ALL
ルール名:3 で作成したルールグループ
設定は以上です。
ご不明な点や、検証フィルターの設定代行をご希望の際は Cutomer Success Guide までお気軽にご連絡ください。