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Exchange Online モダン認証有効化状況の確認

対象

Exchange Online にて HENNGE Device Certificate または OTP(One Time Password)を用いたアクセス制御を行うためにはモダン認証を使用している必要があります。
そのため、お客様の Microsoft 365 テナントの設定状況を確認し、必要に応じてモダン認証を有効化します。

目的

Exchange Online にて HENNGE Device Certificate を用いたアクセス制御を行うためにはモダン認証を使用している必要があります。
そのため、お客様の Microsoft 365 テナントの設定状況を確認し、必要に応じてモダン認証を有効化します。

注意事項

1. 本記事の内容は 2019 年 7 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。

2. アップデートや仕様変更により、表示など一部異なる場合がございます。

3. 本作業は、onmicrosoft.com ドメインユーザーより実施します。

4. 必要に応じて事前にユーザーへのアナウンスをおすすめします。

詳細手順説明 

1. Exchange Online へのアクセス

Exchange Online へアクセスします。
Exchange Online PowerShell に接続する

2. 現在の設定状況の確認

以下コマンドを実行し、現在の設定状況を確認します。

Get-OrganizationConfig | Format-Table Name,OAuth* -Auto

・"有効"の場合

true.PNG

・"無効"の場合

false.PNG

3. モダン認証の有効化

以下コマンドより Exchange Online のモダン認証を有効化します。
※ コマンド実行後、有効となるまで暫く時間がかかる事があります。

Set-OrganizationConfig -OAuth2ClientProfileEnabled $true

※ 本設定後、レガシー認証にてログインされていたユーザーのログイン画面が変わることがありますため、事前のアナウンスをおすすめします。 

参考

Exchange Online PowerShell に接続する

Exchange Online で先進認証を有効にする

          
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