自社の IP アドレス変更に伴う影響について – HENNGE One ヘルプセンター

ご質問

自社の利用する IP アドレスが追加 / 変更されます。HENNGE Oneサービスへの影響はありますか？

回答

HENNGE Access Control (HENNGE Secure Browser, HENNGE Device Certificateを含む) にて IP アドレス制御や入場証をご利用されている場合、また HENNGE Email Archive サービスにて IP アドレス制御設定をご利用の場合は、設定変更が必要となります。
その他の HENNGE One サービスには影響いたしません。
詳細は下記をご参照ください。

HENNGE Access Control +

IP アドレスによるアクセス制御を設定している場合は、許可 IP アドレスの追加 / 削除作業が必要となります。
※ HENNGE Secure Browser, HENNGE Device Certificate も含みます。
また、入場証発行条件に IP アドレスを指定している場合も、変更が必要となります。
以下手順をご参考に、変更作業をお願いいたします。

アクセスポリシーグループの指定の IP アドレスを変更する場合

1. HENNGE Access Control 管理者画面にログインします。

2. 左メニューの [アクセス設定] - [アクセスポリシーグループ] をクリックします。

左メニュー選択.png

3. 編集を行うアクセスポリシーグループをクリックします。

スクリーンショット 2025-02-12 11.58.16.png

4. ご利用環境に合わせて [サービスへのアクセス設定] 欄の以下の項目について、ドロップダウンリストから対象のアクセスポリシーテンプレートを選択し、編集ボタンをクリックします。
※ 各項目の条件に利用しているアクセスポリシーテンプレートが同じ場合は、本手順を参考にいずれか 1 回 IP アドレスの値を修正すれば同じ修正内容が反映されます。

[アクセスを許可する条件]
[レガシー認証を許可する条件]
[OTP を要求しない条件]

APG編集画面.png

5. アクセスポリシーテンプレートの編集画面が表示されるので、[アクセスを許可する条件] の IP アドレスを修正します。
※ IP アドレスを追加する形式は [or ip4:xxx.xxx.xxx.xxx] となります。
※ CIDR表記で範囲指定（ip4:xxx.xxx.xxx.xxx/xx）することも可能です。
詳細は、下記記事もご参照ください。
アクセス条件式の書き方

設定例 :
現在の値 : ip4:yyy.yyy.yyy.yyy or ip4:xxx.xxx.xxx.xxx or hsb:true の場合
・zzz.zzz.zzz.zzz の IP アドレスの追加を行う場合は、以下のように記載します。
ip4:yyy.yyy.yyy.yyy or ip4:xxx.xxx.xxx.xxx or ip4:zzz.zzz.zzz.zzz or hsb:true

・xxx.xxx.xxx.xxx を削除し、zzz.zzz.zzz.zzz を追記する場合は以下のように記載します。
ip4:yyy.yyy.yyy.yyy or ip4: zzz.zzz.zzz.zzz or hsb:true

APT編集画面.png