HENNGE Email DLP 接続作業 (Google Workspace)

対象

HENNGE Email DLP を Google Workspace にて利用するお客様が対象です。

目的

Google Workspace (Gmail) から社外へ送信されたメールが、HENNGE Email DLP を経由するよう設定します。

注意事項

1. 本接続作業後、送信経路が変わります。そのため、影響範囲、作業時間帯は十分ご検討の上作業ください。

2. 本記事の内容は 2019 年 3 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。

詳細手順・説明

事前確認事項

1. SPF レコードの登録

[ver.2] SPF レコードの追加

2. メール経路への影響の確認

既存で [ ルーティング ] 関連の設定がある場合は、設定内容が分かるスクリーンショットを、本接続作業前に弊社まで送付ください。

3. 設定値の用意

弊社から提供している資料 HENNGE One 接続設定シート を事前にご用意ください。

1. ホストの作成

1.1. Google Workspace の [ Google Admin 管理コンソール ] にアクセスします。

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1.2. [ アプリ ] をクリックします。

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1.3. [ Google Workspace ] をクリックします。

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1.4. [ Gmail ] をクリックします。

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1.5. 下へスクロールし、[ ホスト ] をクリックします。

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1.6. 表示された画面で、[ ルートを追加 ] をクリックします。
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1.7. [ 名前 ] に "HENNGE Email DLP" と入力し、ホスト情報を入力します。

ホスト情報は以下となります。

gwsmtp.mo.hdems.com : 10025

また、[ セキュアなトランスポート(TLS)を必須とする ]にチェックを入れ、[ CA 署名済み証明書を使用する ] のチェックを外し、保存します。

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1.8. ホストが追加されている事を確認します。

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2. [ ルーティング ] 設定の追加

2.1. 上記 1.4. の [ Gmail ] 選択後、 [ ルーティング ] を選択します。

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2.2. [ ルーティング ] にて、設定を追加します。

既にその他の [ ルーティング ] の設定が入っている場合は [ 他にも追加 ] を選択します。

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2.3. 以下情報を入力します。

・[ 名前 ] : HENNGE Email DLP 用転送

・[ 影響を受けるメール ] : 送信

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2.4. ホスト [ HENNGE Email DLP ] へルート変更します。

[ ルート ] → [ ルート変更 ] にチェックを入れ、ホスト [ HENNGE Email DLP ] を選択し、設定を追加します。

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2.5. 設定を保存します。

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3. 接続の確認

3.1. 接続が正常に完了しているかどうかを確認します。

以下の記事の内容に従い、接続状態を確認します。

[ver.2] HENNGE Email DLP 動作テスト (Google Workspace)

3.2. 接続が完了した旨を HENNGE One 導入担当者まで連絡します。

接続が正常に完了していることを確認した時点で、必ず HENNGE One 導入担当者までご連絡ください。

          
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