対象
- Access Control の管理者
目的
- Access Control と Google Workspace との接続解除手順を説明します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 4 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 本手順の実施には、Google Workspace の特権管理者アカウントが必要です。
- Access Controlの管理画面へのアクセス方法は、以下の記事をご参照ください。
Access Control 管理画面へのアクセス方法 - Access Control との接続解除前に、必ず Google Workspace 側のユーザー毎のログインパスワードを事前に周知してください。
※ シングルサインオン解除後は、Google Workspace 側のログインパスワードを使用してログインを行います。
手順
事前準備
1. Google Workspace 側のログインパスワードの周知
シングルサインオンの接続解除前に、事前にユーザーへ Google Workspace 側のログインパスワードを周知してください。
Google Workspace のログインパスワードを失念したユーザーは、Google Workspace 管理コンソールよりパスワードリセットを実施しておいてください。
Google Workspace ユーザーのパスワード再設定手順
シングルサインオンの解除
1. Google Workspace 管理コンソールにアクセスし、 [セキュリティ] - [認証] - [サードパーティの IdP による SSO] にアクセスします。
2. [サードパーティの SSO プロファイル] 一覧より、Access Control との SSO連携で使用しているプロファイル名を確認して該当する手順へ進んでください。
・SSO プロファイル名が [Legasy SSO Profile] の場合は、後続の SSO プロファイル名が Legasy SSO Profile の場合の手順へ進んでください。
・SSO プロファイル名が [Legasy SSO Profile] 以外の場合は、SSO プロファイル名が Legasy SSO Profile 以外の場合へ進んでください。
SSO プロファイル名が Legasy SSO Profile の場合
1. [サードパーティの SSO プロファイル] 一覧より、対象の [Legasy SSO Profile] をクリックします。
2. 編集画面から「以前の SSO プロファイルを有効にする] のチェックボックスを外し、下記の設定欄を全て空白 (ブランク) に設定します。
・ログインページの URL
・ログアウトページの URL
・パスワード変更用の URL
3. [ドメイン固有の発行元を使用] のチェックを外します。
4. 上記設定完了後に、[保存] をクリックします。
5. [サードパーティの SSO プロファイル] 一覧より、[SSO プロファイルの割り当ての管理] - [管理] を押下します。
6. 組織部門の [SSOプロファイルを選択] の値が [なし] になっていることを確認してください。
※ 全ユーザーに対して SSO 連携を行なっている場合は最上位の組織部門、一部ユーザーのみに SSO 連携をしている場合は、対象の組織部門を確認します。
7. もし [以前の SSO プロファイル] となっていた場合は、[SSO プロファイルを選択] のプルダウンリストを [なし] に変更し、[保存] をクリックします。
SSO プロファイル名が Legasy SSO Profile 以外の場合
1. [サードパーティの SSO プロファイル] 一覧より、[SSO プロファイルの割り当ての管理] - [管理] を押下します。
2. SSO 連携が有効な組織部門を選択し、 [SSO プロファイルを選択] のプルダウンリストを [なし] に変更し、[保存] をクリックします。
※ 全ユーザーに対して SSO 連携を行なっている場合は最上位の組織部門、一部ユーザーのみに SSO 連携をしている場合は、対象の組織部門を選択して SSO プロファイルの割り当てを解除します。
3. 手順 1. の [サードパーティの IdP による SSO] 画面に戻り、[サードパーティの SSO プロファイル] より、SSO 連携で使用しているプロファイルを選択します。
4. 編集画面から [削除] をクリックし、続いて表示されるポップアップ画面より [削除] を選択します。
その他の SSO サービス解除
Access Control と シングルサインオン (SSO) しているサービス(Google Workspace以外)がある場合は SSO の解除作業を行ってください。
対象は Access Control 管理画面の「サービスプロバイダー設定」をご確認ください。
また、SSO の解除作業は接続先のサービスプロバイダー(SP)にて実施頂く必要があります。
詳細な解除方法は、各 SP のサポート窓口へご確認ください。
同期サービスの削除
※ 同期サービス (HDE One Directory Sync) を利用していないお客様は対応不要です。
HDE One 同期サービスがインストールされた Windows サーバーにて以下の手順を実施いただきます。
1. HDE One Directory Sync をアンインストール
[コントロールパネル] > [プログラムと機能] 一覧より、以下のプログラムをアンインストールします。
HDE One Directory Sync
2. HDE One Directory Sync 関連ファイルの削除
C:\Program Files\HDE One Directory Sync フォルダと、当該フォルダ直下のファイルを全て手動削除します。
3. HDEOne フォルダ配下のファイルの削除
C:\HDEOne フォルダが存在している場合には、当該フォルダと、当該フォルダ直下のファイルを全て手動削除します。
もっと見るの削除
※ もっと見るリンクを設定していないお客様は対応不要です。
Google Workspace 管理コンソールにログインし、 [アプリ] - [Google Workspace Marketplace アプリ] - [アプリのリスト] より対象のサービスリンクがある場合は削除します。
ユーザー作業
※ セキュアブラウザ/デバイス証明書のご契約がないお客様は対応不要です。
セキュアブラザアプリ・デバイス証明書は各ユーザーの端末からアンインストールを行なってください。
残っていても端末に影響はありませんが、継続して利用することはできません。
設定は以上となります。
お手数ですが、作業が完了しましたら HENNGE One Technical Support までご連絡ください。