for Google Workspace / for Microsoft 365
■機能概要
HENNGE Email DLP では、添付ファイルにパスワードが設定されているかどうかについて、
検知をし処理 (送信・保留・削除) することが可能です。
具体的には、以下の 2 つの検知方法があります。
・すべてがパスワード保護
・いずれかがパスワード保護
例えば、この設定を用いることで、"すべての添付ファイルがパスワードで保護されている場合は
送信"し、"1 つの添付ファイルのみがパスワード保護されている場合は削除・通知 (二重暗号化の防止)"
するなど、より柔軟な設定が可能です。
■注意事項
・一般的なビジネスドキュメントに対応しています。代表的なファイルフォーマットは、
MS-Office Word / Excel / PowerPoint、PDF、ZIP です。
・ただし、PDF ファイル及び ZIP ファイルについてはファイルを作成したアプリケーションや環境により
ファイルフォーマット互換性に影響し、「パスワードあり」と判定されないケースがあります。
・パスワード保護された ZIP ファイルと JPEG ファイルが添付されているような場合は「すべてがパスワード保護」にはマッチしません。
■設定方法
下記の手順は、パスワード判定用のルールグループを新規に設定するものです。
アドレスグループやフィルターなど、その他の設定については、別途、設定してください。
また、現在、すでに運用されている設定を変更されたい場合は、下記の手順を参考に既存の設定を
変更してください。
1. [ ルールグループ定義 (①) ] にて、[ 作成 (②) ] をクリックします。
2. [ グループ名 ] に任意の値 (③) を入力し、[ 作成 (④) ] をクリックします。
3. 作成したルールグループの [+ (⑤) ]をクリックします。
4. 作成したルールグループの [ 対象 ] で [ 添付ファイル (⑥) ] を選択し、[ 条件 ]でパスワード判定の条件 (⑦) を選択します。