HENNGE Cloud Protection の初期設定や、運用管理を行う管理者が本記事内容の対象となります。
目的
HENNGE Cloud Protection で新しいポリシーを作成します。
注意事項
1. 本記事の内容は 2022 年 4 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
2. 実際の画面確認や、設定の変更には HENNGE Cloud Protection の管理者権限が必要です。
3. HENNGE Cloud Protection 管理画面の URL は、お客様テナントより異なります。
4. ポリシーはテナント単位でのみ指定が可能です。
詳細説明 / 手順
ポリシーは、HENNGE Cloud Protection がユーザのメールボックスをどのように保護し、セキュリティ上の脅威が検出された場合にどのようなアクションを取るかを定義する設定とルールのセットです。
HENNGE Cloud Protection での新しい ポリシー の作成は、HENNGE Cloud Protection 管理画面の左メニュー [ ポリシー ] にて行います。
また、ポリシーの新規作成は、既存のポリシーのコピーからのみ行うことができます。
ここでは、ご利用開始時に存在する、[Default Policy (デフォルト) ] をコピーし、新規ポリシーを作成する手順を案内します。
1. 新規 ポリシー の作成方法
1.1 以下の URL へアクセスし、HENNGE Cloud Protection の管理画面を開きます。
https://elements.f-secure.com/apps/cloudprotection/
1.2 画面の左側メニューより [ COLLABORATION PROTECTION ] - [ ポリシー ] をクリックします。
1.3 [Default Policy (デフォルト) ] の右部の [ ... ] をクリックし、[ コピー ] をクリックします。
WithSecure Policy:WithSecure 社が定義したポリシー
Default Policy:WithSecure Policy と同一内容の HENNGE にて定義したポリシー
1.4 [Copy of Default Policy] という名称のポリシー編集画面が表示されます。
1.5 開いたページの [一般] の下の [ポリシー名] フィールドに、新しいポリシーの名前を入力し. 画面下部の [保存] をクリックします。(例 : Custom Policy)
1.6 [ポリシー]ページで、先ほど作成したポリシーの横のメニュー列にある [ ... ] を選択し、[デフォルトとして設定] を選択します。
これにより新しいポリシーがデフォルトのポリシーになります。
以降、HENNGE Cloud Protection を Microsoft Office 365 テナントに接続すると、新しいクラウドサービスに同ポリシーがデフォルト値として自動的に割り当てられます。
2. 作成したポリシー の割り当て方法
作成したポリシーを、接続済の Microsoft 365 へ割り当てする手順は、以下の記事をご参照ください。
ポリシー割り当ての変更
3. ポリシー内の各設定項目
3.1. 一般
詳細な設定内容につきましては下記リンク先をご確認ください。
3.2. Exchange
詳細な設定内容につきましては下記リンク先をご確認ください。
3.3. SharePoint
詳細な設定内容につきましては下記リンク先をご確認ください。