対象
- Cloud Protection の初期設定や、運用管理を行う管理者
目的
- Cloud Protection で脅威が検出された場合の処理方法等を設定するポリシーを作成します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 2 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Cloud Protection の管理者権限が必要です。
- Cloud Protection 管理画面の URL は、お客様テナントより異なります。
- ポリシーは Microsoft 365 テナント単位で指定が可能です。
手順
Cloud Protection のポリシーは、ユーザのメールボックスをどのように保護し、セキュリティ上の脅威が検出された場合にどのようなアクションを取るかを定義する設定です。
ポリシーの作成方法には、ポリシーを新規作成する方法と、既存のポリシーを複製して作成する方法の 2 種類があります。
共通手順
1. Cloud Protection の管理画面を開きます。
管理画面へのアクセス方法は、以下の手順を参照してください。
Cloud Protection 管理画面へのアクセス方法
2. 画面の左側メニューより [COLLABORATION PROTECTION] - [ポリシー] をクリックします。
3. ポリシーを新規作成する場合は ポリシーの新規作成 を、既存のポリシーを複製する場合は 既存ポリシーの複製 を実施します。
ポリシーの新規作成
1. 画面上部の [ポリシーを追加] をクリックします。
2. ポリシー作成画面が表示されるので、下記を設定して [保存] をクリックします。
・[一般] タブ
必須：[ポリシー名]
任意：[説明]
・[通知] タブ
必須：[受信者のメールアドレス]
各タブの詳細な設定については、ポリシー内の各設定項目 をご参照ください。
※ Cloud Protection と HENNGE Tadrill を併用する場合、上記設定に加えて下記の手順を実施し、Cloud Protection による HENNGE Tadrill の訓練メールを隔離しないように設定を行ってください。
Cloud Protection Tadrill を併用する場合のホワイトリスト登録
既存ポリシーの複製
1. [WithSecure Policy] の右部の [...] をクリックし、[コピー] をクリックします。
2. [WithSecure Policyのコピー] という名称のポリシー編集画面が表示されます。下記を設定し、[保存] をクリックします。
・[一般] タブ
必須：[ポリシー名]
任意：[説明]
・[通知] タブ
必須：[受信者のメールアドレス]
各タブの詳細な設定については、ポリシー内の各設定項目 をご参照ください。
※ Cloud Protection と HENNGE Tadrill を併用する場合、上記設定に加えて下記の手順を実施し、Cloud Protection による HENNGE Tadrill の訓練メールを隔離しないように設定を行ってください。
Cloud Protection Tadrill を併用する場合のホワイトリスト登録
作成したポリシーのデフォルト設定
1. [ポリシー] ページで、先ほど作成したポリシーのメニュー列右から [...] を選択し、[デフォルトに設定] を選択します。
※ 本手順以降、Cloud Protection を Microsoft 365 テナントに接続すると、同ポリシーが自動的に割り当てられます。
作成したポリシー の割り当て
作成したポリシーを接続済の Microsoft 365 テナントへ割り当てる手順は、以下の記事をご参照ください。
ポリシー割り当ての変更
ポリシー内の各設定項目
各設定タブの詳細な設定内容につきましては以下の記事をご参照ください。
ポリシー設定 (一般)
ポリシー設定 (Exchange)
ポリシー設定 (SharePoint)
ポリシー設定 (OneDrive)
ポリシー設定 (Teams)