- Cloud Protection の初期設定や、運用管理を行う管理者
目的
- Cloud Protection で下記のような誤検知が発生した場合、検体ファイルをメーカー (WithSecure 社) へ送付することで、検知精度の向上やファイルの安全性の確認をご実施いただくことができます。
- 過検知 : 無害なアイテムを有害と検知する
- 検知漏れ : 有害なアイテムを無害と検知する
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 6 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Cloud Protection の管理者権限が必要です。
- Cloud Protection 管理画面へのアクセス方法は下記の記事をご参照ください。
[Cloud Protection] 管理画面へのログイン方法
手順
検体の送付方法として、以下の方法をご用意しています。
いずれの方法で送付されるかは状況に応じて選択してください。
ファイル解析リクエスト
内容:メーカー (WithSecure社) にメールで検体ファイルを送り、自動で解析を依頼します。
手順:[Cloud Protection] 検体の送付方法 (ファイル解析リクエスト)
メリット:30分ほどで反映されます。
注意点:自動処理のため、メールでの個別回答はありません。
検体解析システム
内容:メーカー (WithSecure社) 専用のフォームから検体ファイルを提出します。(英語)
手順:[Cloud Protection] 検体の送付方法 (検体解析システム)
メリット:WithSecure 社と直接やり取りができ、検体ファイルの再検査の結果が分かります。対応も比較的早く、2営業日程度で返信があります。
注意点:対応は英語のみです。
HENNGE を介して送付
内容:HENNGE に検体ファイルを直接ご送付いただきます。弊社から WithSecure 社に検体を送付し、やり取りを代理で行います。
手順:ご希望の場合、HENNGE 導入ガイドまたはサポートまでお問い合わせください。送付方法の詳細を担当者からお伝えいたします。
注意点:順次対応するため、直接の問い合わせに比べて時間がかかる場合があります。