概要
Tadrill で DMI(Direct Message Injection)機能を有効化する手順を説明します。
DMI(Direct Message Injection)とは
DMI は Microsoft / Google の API を利用し、トレーニングメールを直接ユーザーのメールボックスに作成する機能です。
これにより、ゲートウェイ型メールセキュリティ製品におけるホワイトリスト登録が不要となり、自社ドメインを送信元として利用可能になります。
また、トレーニングメールの送信元ドメインに、HENNGE に登録されている自社ドメインを利用することが可能です。
※ DMI 機能には、グループアドレス宛に利用できないなどの注意事項があります。
下記の注意事項を確認し、DMI 機能を利用される場合は、本手順に沿って設定を実施してください。
なお、本設定を実施しない場合は、SMTP 配送方式(メールサーバーを経由した配送)が適用されます。
注意事項
- DMI 機能は HENNGE One Pro プランまたは Tadrill 単体プランをご契約のお客様が利用できます。
- 本記事の内容は 2026 年 5 月時点での製品仕様に基づき作成しており、予告なく変更される場合があります。
- 開始前、進行中のトレーニングが存在する場合、DMI 機能はオフに変更できません。
トレーニング状態の確認は下記の記事を参照してください。
[Tadrill]トレーニング結果の確認 - DMI ではグループアドレス宛のトレーニングができません。
DMI をオンにしているテナントでは、トレーニング作成時にグループアドレスが対象として選択できなくなります。
※グループアドレス宛にトレーニングを行う場合、一時的に設定をオフにするなどして対処してください。
注意事項 3. の通り、設定変更のタイミングには注意してください。 - トレーニングでは、ユーザーがトレーニングメールに対して返信する可能性があります。
そのため、送信元ドメインに自社ドメインを利用する場合、下記 2 点の注意事項があります。- 実在するメールアドレス:返信で問い合わせを受信する可能性があります。
-
実在しないメールアドレス:返信メールが到達せずエラーが発生するため、ドメインのレピュテーションが低下する可能性があります。
以上より、自社ドメインからトレーニングを行う場合は、返信を受信するためのメールアドレスを作成することをおすすめします。
- ゲートウェイ型のようなメール送信経路に設置するタイプのメールセキュリティ製品に限り、ホワイトリスト登録が不要になります。
※クラウド型、エンドポイント型の製品をご利用の場合はホワイトリスト登録を実施する必要があります。
[Tadrill]メールセキュリティ対策サービスへのホワイトリスト登録
手順
Google Workspace 管理コンソールの設定
- Google Workspace 管理コンソールから[セキュリティ]-[アクセスとデータ管理]-[APIの制御]へアクセスします。
- [APIの制御]画面で、[ドメイン全体の委任]の[ドメイン全体の委任を管理]をクリックします。
- [ドメイン全体の委任]画面で、[新しく追加]をクリックします。
-
[新しいクライアントIDを追加]画面で、以下の通り値を設定して[承認]をクリックします。
※ Google の仕様上、変更が適用されるまでに最長で 24 時間かかることがあります。
クライアントID:103361117025797654244OAuthスコープ(カンマ区切り)
https://www.googleapis.com/auth/gmail.insert - [ドメイン全体の委任]画面に戻るので、[Tadrill DMI]の項目が増えていることを確認します。
Tadrill の設定
-
管理画面から[連携]へアクセスします。
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[連携]画面で、[Google Workspace DMI設定]-[続行]をクリックします。
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[DMIを有効にする]画面に遷移するので、内容を確認して[作成]をクリックします。
※この画面に表示されたメールアドレス宛に、DMI 有効化後のテストメールが届きます。 -
[DMI設定]の右側に「連携済み」と記載されていることを確認します。
下部のボタンによって、機能のオンオフを切り替えることができます。 - 本手順を実施したユーザーのメールボックスに、「Test DMI」という件名のメールが届いていることが確認できたら完了です。