概要
Mesh Networkの初期設定時に、ACLの動作が正しいかどうか確認する手順を説明します。
注意事項
- ご利用のサービス・利用用途に応じて必要な項目をご確認ください。
- 本記事の内容は2026年9月時点での製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。
- 疎通確認には、少なくとも送信元と宛先となる2台のPC・サーバーの準備が必要です。
目次
手順
事前準備
以下の内容をすべて満たしていることを確認してください。
- テストを行う対象のPC・サーバーにクライアントがインストールされていること
- PCでクライアントが起動し、Connectedになっていること
- サーバーで[ipconfig/all]を実行して、Runetaleの仮想ネットワークアダプタおよびIPアドレスが確認できること
- Mesh Network管理画面のデバイス・リソースの一覧にて対象のデバイス・リソースが「接続中」もしくは「Connected」のステータスになっていること
- 送信元と宛先が登録されたACLが作成されていること
動作テスト(サブネットリンカーを利用していない場合)
Ping疎通テスト
コマンドプロンプトや、PowerShell、ターミナルを起動し、送信元から宛先に向けてPingコマンドを実行し、応答を確認します。
- 宛先にMesh NetworkIPアドレス(100.64.0.0/10)を指定してPingを実行
- 宛先にMesh NetworkFQDN(例:Servername.runea0b2c3d4.rt.net)を指定してPingを実行
- SplitDNSを構成されている場合は、宛先にFQDN(例:Servername.sample.com)を指定してPingを実行
応答がない場合は下記をご確認ください。
- 宛先側のOSファイアウォールで、Pingをブロックする構成になっていないか
- SplitDNSで指定したサーバーに対して疎通できるか
- SplitDNSで指定したサーバーに対してMesh NetworkACLでDNSポートを許可しているか
- [Mesh Network] 正常に動作していることを確認できますか
各種動作確認
送信元から宛先に向けて実際に利用する方法で接続し、Mesh Network経由で各種サービスやシステムが利用できることを確認します。
【動作確認例】
- 宛先にMesh NetworkIPアドレス(100.64.0.0/10)を指定してリモートデスクトップ接続
- SplitDNSを構成されている場合は、宛先にFQDN(例:Servername.sample.com)を指定してhttp/https接続
- ACLで特定のポートのみ許可している場合は、許可していないポートに対しても接続し、利用できないことをご確認ください。
応答がない場合は下記をご確認ください。
- 宛先側OSファイアウォールで、通信をブロックする構成になっていないか
- 宛先側OS(バインドなど)で、Mesh NetworkFQDNでの受信を拒否していないか
- [Mesh Network] 正常に動作していることを確認できますか
動作テスト(サブネットリンカーを利用している場合)
サブネットリンカー配下のサーバー/端末が宛先の場合、宛先はプライベートIPアドレスになります。そのため、送信元・宛先の両方が社内ネットワークにありMesh Networkを利用しない状態で通信ができる状態では社内ネットワークで通信が成立してしまうため、サブネットリンカーを経由した通信の疎通テストができません。送信元となるPCは、テザリングなどを用いて宛先とは異なるネットワーク上にある状態にした上でテストを実施してください。
サブネットリンカー配下のサーバー/端末へのPing疎通テスト
PowerShellやターミナルを起動し、送信元からサブネットリンカー配下のサーバー/端末に向けてPingを実行し、応答を確認します。
- 宛先にプライベートIPアドレス(例:192.168.0.101)を指定してPingを実行
- SplitDNSを構成されている場合は、宛先にFQDN(例:Servername.sample.com)を指定してPingを実行
応答がない場合は下記をご確認ください。
- 宛先側OSファイアウォールで、Pingをブロックする構成になっていないか
- SplitDNSで指定したサーバーに対して疎通できるか
- SplitDNSで指定したサーバーに対してMesh NetworkACLでDNSポートを許可しているか
- [Mesh Network] 正常に動作していることを確認できますか
サブネットリンカー配下のサーバー/端末への各種動作確認
送信元から宛先に向けて実際に利用する方法で接続し、Mesh Network経由で各種サービスやシステムが利用できることを確認します。
【動作確認例】
- 宛先にプライベートIPアドレス(例:192.168.0.101)を指定してリモートデスクトップ接続
- SplitDNSを構成されている場合は、宛先にFQDN(例:Servername.sample.com)を指定してhttp/https接続
- ACLで特定のポートのみ許可している場合は、許可していないポートに対しても接続し、利用できないことをご確認ください。
接続できる想定の環境に接続できない場合は、下記をご確認ください。
- 宛先側OSファイアウォールで、通信をブロックする構成になっていないか
- [Mesh Network] 正常に動作していることを確認できますか