ご質問
現在添付ファイルの自動暗号化除外設定を行っていますが、今後は自動暗号化の機能を利用しない予定です。
どのように設定変更を行えば良いでしょうか。
回答
現在ご利用中の自動暗号化設定を無効にする方法を下記にご案内いたします。
また、特定の宛先のみ自動暗号化除外したい等、一部のみの解除ご希望の場合は「特定の条件で「自動暗号化しない」設定をしたい」記事もあわせてご確認ください。
方法1. 各ルールで設定している「添付ファイルを暗号化する」設定をオフにする
[ルールグループ]で各ルールに設定されている「ZIP暗号化して送信」設定を「そのまま送信」へ変更すると自動暗号化機能が無効となります。
「ZIP暗号化して送信」設定の全てのルールの設定変更が必要です。
1.[ルールグループ]で該当ルールの編集ボタン(ギアアイコン)をクリックします。
2.「添付ファイル」を「そのまま送信」へ変更し「適用」をクリックします。
※必要に応じて「グループ名」や「ルール名」の修正もおすすめいたします。
※変更箇所が多い場合、YAML/JSONファイルでの一括変更も可能です。
現状の設定をエクスポートし、添付ファイル暗号化有効箇所(encrypt: true)のみ削除したファイルをインポートすることにより
一括で添付ファイル暗号化を無効化することが可能です。設定ファイルでの変更時は修正箇所全てが上書き登録されますのでご注意ください。
また、詳細の手順をご希望の場合は HENNGE One Technical Support までお問い合わせください。設定をサポートさせていただきます。
参考:「YAML ファイルのカラム(ルールグループ)」「HENNGE Email DLP 設定内容のエクスポートについて」
方法2. 暗号化ポリシーの設定を「暗号化しない」に設定する
[暗号化ポリシー]にて「暗号化しない」設定をします。
1. [暗号化ポリシー]画面にて「作成」をクリックします。
2. 暗号化しない定義を作成します。
1) 優先度:任意(最上位の優先度)
2) 送信者:All
3) 受信者:All
4) 暗号化タイプ:Don't encrypt
※上記設定を実施いたしますと、ルール設定にて「ZIP暗号化して送信」設定となっている場合も、添付ファイルの暗号化は実施されなくなります。
設定がご不明な場合は HENNGE One Technical Support までお問い合わせください。設定をサポートさせていただきます。