対象
- HENNGE One サービスの利用を開始するお客様
目的
- HENNGE One サービスの利用開始にあたって、エンド ユーザーが利用する機能に応じて必要な情報を決定します。
注意事項
- サービス・利用用途に応じてエンド ユーザーに展開する情報を検討します。
- サービスご契約後にお渡ししております HENNGE One ログイン情報内に、各サービスにログインするための URL が記載されております。
- HENNGE One 各サービスの URL はお客様の環境ごとに異なります。
- 本記事の内容は 2024 年 11 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。
目次
- グループウェア経由のログイン URL
- HENNGE Access Control ユーザーポータル画面 URL
- ユーザー名 / パスワード
- HENNGE Access Control パスワード変更方法
- OTP (ワンタイム パスワード) を受け取る設定の方法
- アプリのインストール・利用登録方法
- 未読通知の設定方法
HENNGE Device Certificate (デバイス証明書)
- HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) のインストール方法
- HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) を用いたログイン方法
- 組織の運用ルール
- HENNGE Email DLP ユーザー画面 URL
- HENNGE Secure Transfer (クラシック) 画面 URL
- HENNGE Secure Transfer (モダン) 画面 URL
HENNGE Access Control
1. グループウェア経由のログイン URL
HENNGE Access Controlのユーザーポータル画面を利用しない場合は、エンド ユーザーがグループウェア (Microsoft 365、Google Workspace 等) にアクセスするための URL を予め通知ください。
HENNGE Access Control 導入後は、グループウェアのログイン画面でユーザー名を入力すると、自動的に HENNGE Access Control の画面に遷移します。
以下の URL を利用することで、グループウェアのログイン画面を経由せずに直接 HENNGE Access Control のログイン画面を表示させることも可能です。
それぞれの URL にはお客様の環境のメイン ドメインが含まれます。
URL の sampledomain.com 部分をお客様のメイン ドメインに置き換えてください。
-
Microsoft 365
https://portal.office.com/?domain_hint=sampledomain.com
-
Google Workspace
https://mail.google.com/a/sampledomain.com/
-
その他 Web サービス
Microsoft 365 及び Google Workspace 以外の Web サービス (Salesforce など) と HENNGE Access Control をシングルサインオン (SSO) する場合のログイン URL については、各 Web サービスごとに URL をご確認ください。
2. HENNGE Access Control ユーザーポータル画面 URL
エンド ユーザーがアクセス可能な HENNGE Access Control ユーザーポータル画面の URL です。
HENNGE Access Control ユーザーポータル画面の URL にはお客様の環境のメイン ドメインが含まれます。
URL の sampledomain.com 部分をお客様のメイン ドメインに置き換えてください。
https://ap.ssso.hdems.com/portal/sampledomain.com/
HENNGE Access Control ユーザーポータル画面では以下のような操作が可能です。
(利用する機能に関連する操作項目のみ有効化されます。)
- パスワードの変更 ※ エンド ユーザーのパスワードを Active Directory から同期していない場合のみ
- OTP (ワンタイム パスワード) 設定 (アプリで受け取る / メールで受け取る)
- HENNGE Secure Browser の登録
- HENNGE Device Certificate の詳細確認・失効
- HENNGE Access Control からのログアウト
3. ユーザー名 / パスワード
HENNGE Access Control のログイン画面で各エンド ユーザーが入力するユーザー名とパスワードを予め通知する必要があります。
エンド ユーザーのパスワードについては、Active Directory から同期している場合は予め通知する必要はありません。
エンド ユーザーのパスワードを Active Directory から同期しておらず、直接 HENNGE Access Control に登録した場合のみ、予め通知する必要があります。
4. HENNGE Access Control パスワード変更方法
エンド ユーザーのパスワードを Active Directory から同期していない場合、各エンド ユーザーが HENNGE Access Control 上で変更する必要があります。
以下のいずれかの方法でエンド ユーザーは自身のパスワードを変更する画面にアクセスすることができます。
-
HENNGE Access Control ユーザーポータル画面からアクセスする
HENNGE Access Control ユーザーポータル画面から、パスワードの変更画面にアクセスする方法です。
HENNGE Access Control のログイン パスワードを変更する
-
直接パスワードの変更画面の URL にアクセスする
自身の HENNGE Access Control のパスワードを変更する画面に直接アクセスする方法です。
HENNGE Access Control のパスワードを変更する画面の URL にはお客様の環境のメイン ドメインが含まれます。
URL の sampledomain.com 部分をお客様のメイン ドメインに置き換えてください。
https://ap.ssso.hdems.com/portal/sampledomain.com/password/
5. OTP (ワンタイム パスワード) を受け取る設定の方法
アクセス制御のルールとして、社外からのアクセスの際などに OTP (ワンタイム パスワード) による二要素認証を利用する場合には、
予めエンド ユーザー自身が OTP (ワンタイム パスワード) を受け取る方法を設定しておく必要があります。
具体的には、HENNGE Access Control からログインする都度メールで受け取るか、 OTP (ワンタイム パスワード) 生成アプリで受け取る方法があります。
OTP (ワンタイム パスワード) をアプリケーションで受け取る設定
HENNGE Secure Browser
1. アプリのインストール・利用登録方法
HENNGE Secure Browser を予めエンド ユーザーの端末にインストールし、利用登録する必要があります。
詳細な設定手順は以下の詳細な設定ページをご参照ください。
2. 未読通知の設定方法
ご利用中のグループウェア (Microsoft 365 または Google Workspace) のメール システムでメールを受信した際、HENNGE Secure Browser から通知することができます。(モバイル版のみの機能です。)
詳細な設定手順は以下の詳細な設定ページをご参照ください。
HENNGE Secure Browser の未読通知許可設定
HENNGE Device Certificate (デバイス証明書)
1. HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) のインストール方法
HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) を予めエンド ユーザーの端末にインストールする必要があります。
詳細な設定手順は以下の詳細な設定ページをご参照ください。
2. HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) を用いたログイン方法
HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) を用いて HENNGE Access Control にログインする際は、ログイン画面で明示的に HENNGE Device Certificate (デバイス証明書) でログインする操作を実施する必要があります。
利用イメージについては以下のページをご参照ください。
- iOS 版
- Android 版
-
PC (Windows) 版
※ Mac 版の動作も Windows 版と同様です。
HENNGE Email DLP
1. 組織の運用ルール
HENNGE Email DLP で運用するメールの誤送信対策として検討いただいた方針をエンド ユーザーに通知する必要があります。
具体的にエンド ユーザーに通知する運用ルールの一例を以下に記載します。
- ファイル添付の方法 (予め Zip 化せずに添付する、など)
- 送信後の保留時間 (送信から一定時間以内のメールは削除可能であること)
- 外部へのメールにおける禁止条件 (件名・本文・添付ファイルに「社外秘」という文言がある場合は送信できない、など)
2. HENNGE Email DLP ユーザー画面 URL
HENNGE Email DLP でエンド ユーザーの社外へのメールの一時保留を行う場合、保留されているメールの送信をキャンセルするための画面の URL を予めエンド ユーザーに通知し、フィルターを適用するまでに一度ログインいただく必要があります。
※ ログインしたことないエンド ユーザーの送信メールがフィルタリングされた場合、ユーザー画面から当メールに関連する履歴を確認することができません。
保留されているメールの送信をキャンセルするための画面の URL にはお客様の環境のメイン ドメインが含まれます。
URL の sampledomain.com 部分をお客様のメイン ドメインに置き換えてください。
https://console.mo.hdems.com/#/sampledomain.com
HENNGE Email Archive
このサービスに関しては、エンド ユーザーに通知する必要がある項目はありません。
HENNGE Secure Transfer
1. HENNGE Secure Transfer (クラシック) ユーザー画面 URL
エンド ユーザーが HENNGE Secure Transfer (クラシック) 画面にアクセスするための URL を予め通知する必要があります。
HENNGE Secure Transfer (クラシック) 画面の URL にはお客様の環境のメイン ドメインが含まれます。
URL の sampledomain.com 部分をお客様のメイン ドメインに置き換えてください。
https://upload.hdedrive.com/ui/sampledomain.com
2. HENNGE Secure Transfer (モダン) ユーザー画面 URL
エンド ユーザーが HENNGE Secure Transfer (モダン) 画面にアクセスするための URL を予め通知する必要があります。
https://transfer.hennge.com/