対象
- Tadrill (タドリル) を利用できるお客様
(契約ライセンスごとに利用可能な機能の一覧はこちらをご確認ください)
内容
- Tadrill の機能概要などをご案内します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 3 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- Tadrill は、ご契約プランによって利用できる機能が異なります。詳細は以下のページをご確認ください。
Tadrill 契約プランごとの機能差分
目次
機能概要
Tadrill は、HENNGE 社が提供する標的型攻撃メール訓練サービスです。
従来の標的型攻撃メール訓練では実現できなかった、自社完結型の継続的 / 実践的な標的型攻撃メール対策訓練と、報告用アドオンの提供により報告のフローの定着化で組織のセキュリティレベルの向上を実現します。
実践的な訓練を何度でも
契約期間中は何度でも訓練可能です。
標的型攻撃メール訓練サービスの Tadrill は、一度や二度の訓練で終わりにせず、複数回に渡り様々な訓練を実施することで組織のリテラシー向上に貢献します。
※ 訓練可能回数はご契約プランによって異なります。
報告用アドオンで訓練時以外の不審メール報告も「かんたん」に
報告用アドオンを Gmail や Outlook にインストールすることで標的型攻撃メール訓練以外のメールも簡単に管理者に報告、Tadrill に情報として蓄積され一元管理することができます。
不審なメールを報告する文化の定着化に貢献します。
※ HENNGE One Pro プランまたは HENNGE One Tadrill をご契約のお客様がご利用いただけます。
テンプレートを使って手軽に実施可能
Tadrill は一般的な標的型攻撃メール訓練サービスとは異なるセルフサービス型で、多様な訓練メールテンプレートを提供しているため、担当者の好きなタイミングで手軽に訓練を始めることができます。
また、サンプルマルウェアはリンク型、ダウンロードリンク型、添付ファイル型より選択可能で、アドレス偽造用ドメインも複数個ご用意しています。
リアルタイムで訓練結果を集計
訓練結果はリアルタイムで自動集計され、ダッシュボードで全体の結果を確認するだけでなく、ユーザー毎に結果を確認することも可能です。
その他
標的型攻撃メール訓練 とは
標的型攻撃メール訓練は、組織の従業員に対して擬似的な標的型攻撃メールを送信し、サイバー攻撃に対する危機意識を高める訓練です。
近年のサイバー攻撃は、高度な社会工学的手法を用いた標的型攻撃が増加しています。
攻撃者は入念な調査により、標的組織の実在する取引先を装い、機密情報を偽装した添付ファイルが付されたメールを送ります。
従業員がこれに気づかずに開封・実行すれば、組織内にマルウェアが浸透してしまいます。
このような脅威に備えるため、標的型攻撃メール訓練では、実際の攻撃と同様の手口を用いた疑似メールを従業員に送ります。
訓練メールを受信した従業員の危険行動をシステムで検知し、その集計と分析をもとに、管理者からリスクのある部門や個人に対してフィードバックを行います。
繰り返し訓練を行うことで、従業員一人ひとりの危機意識が高まり、標的型攻撃への対応力が身につきます。
組織を守るには HENNGE One の対策ソリューションと合わせて人的対策が不可欠です。
標的型攻撃メール訓練は、組織全体のセキュリティ力向上に有効な手段になります。
関連カテゴリへのリンク
・Tadrill ご利用ガイド
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/39942764989081
なお、Tadrill は HENNGE One Pro および HENNGE One Basic の対象サービスとして含まれております。
すでにご契約中で当該サービスのご利用をご希望のお客様は、下記の記事内に記載しております手順にて申請をお願いいたします。
- HENNGE One Pro をご契約中のお客様
- 新サービスリリースに伴う HENNGE One Pro への機能有効化について
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/34139136895257
- 新サービスリリースに伴う HENNGE One Pro への機能有効化について
- HENNGE One Basic をご契約中のお客様
- HENNGE One Basic プラン向け Tadrill の機能有効化について
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/44082176458009
- HENNGE One Basic プラン向け Tadrill の機能有効化について
Tadrill のご利用にあたっては、製品の仕様上一部メールアプリでは利用できない機能もございますので、お使いの環境が製品の利用要件に合致しているかどうかを事前にご確認ください。
参考:HENNGE One 動作環境
https://support.hdeone.com/hc/ja/articles/360004121574