概要
Access Controlで、さくらのクラウドとシングルサインオンを行う手順を説明します。
注意事項
- 本記事の内容は、作成時点で弊社が実施した検証結果に基づくものであり、サービスのアップデート等により予告なく変更される場合があります。弊社は、本記事の正確性、有用性の確保につき可能な限り努めておりますが、その内容の網羅性、正確性、完全性、最新性、適時性、特定目的適合性その他内容の一切について、いかなる保証も行うものではありません。
- 本記事は、サービスを提供するベンダー様による公式の監修または認定を受けているものではありません。
- Email DLP / Secure Browser の動作検証は行っておりません。
連携仕様
さくらのクラウドの連携仕様は以下のとおりです。
- 連携キー:メールアドレス ※Microsoft 365:UPN又はe-mail, GWS:e-mail
- さくらのクラウド側の設定:お客様にて実施
- アカウントプロビジョニング:プロビジョニングなし
※各サービスにてアカウントを作成する必要があります。 - アクセス方法:IdP-Initiatedのみ対応
※SP-Initiatedは非対応です。 - デバイス証明書対応状況:ブラウザ
手順
- さくらのクラウド側のシングルサインオン設定を行うためには、予めHENNGE Oneの値を取得する必要があります。以下の記事をもとに、HENNGE Oneのサービスプロバイダーを設定し、HENNGE Oneの値を取得してください。
記事:HENNGE One サービスプロバイダーの仮設定 - さくらのクラウドの設定を行います。さくらのクラウドの管理画面にログインし、左メニューから[SSOプロファイル]を選択します。
- [SSOプロファイル名]に任意の名前を入力します。
- [IdP情報]の各項目を以下のように入力します。
- IdPエンティティID:手順1で取得した IdP Issuer
- IdPログインURL:手順1で取得した シングルサインオンURL
- IdPログアウトURL (任意):手順1で取得した サインアウトURL
- 手順1で取得したSAML署名証明書をメモ帳などで開き、全文を[証明書]の項目にコピー&ペーストします。その後、右下の[作成]ボタンをクリックします。
- SSOプロファイルの作成が完了すると、SP情報のポップアップが表示されます。[SPエンティティID]と[ACSのURL]の情報をコピーしてメモ帳などに保存してください。
- SSOでログインを行うユーザはメールアドレスが設定されている必要があります。左メニューから[ユーザ]を選択後に、SSO対象ユーザをクリックし、ユーザ編集画面でメールアドレスを追加してください。
詳細はさくらのクラウド公式ドキュメント(外部リンク)の記事を参照してください。 - 本マニュアルの手順2で設定したHENNGE Oneのサービスプロバイダーの設定を更新します。
記事:SAML 接続時の HENNGE One 側方法(カスタムでの登録の場合)
以下の値を設定してください。- ACS URL:手順6で取得した ACSのURL
- SP Issuer:手順6で取得した SPエンティティID
- Name ID:email または UserPrincipalName (UPN)
- Name IDフォーマット:email
- 署名方式:レスポンス
- シングルサインオンにてさくらのクラウドにアクセスするためには、アクセス許可を設定する必要があります。以下の記事をもとに設定を行います。
記事:[Access Control] アクセスポリシーグループの作成 / 編集 - さくらのクラウドのSSOプロファイル有効化を行います。さくらのクラウドの管理画面の左メニューから[SSOプロファイル]を選択し、作成したSSOプロファイルをクリックします。
- [有効状態]で有効にチェックを入れ、保存をしてください。
※SSOを有効化した場合でも、手順7でメールアドレスを設定していないユーザーは、さくらのクラウドに会員IDとパスワードでログインが可能です。なお、メールアドレスを登録したユーザはSSO認証のみが有効となります。 - SSO連携が無事に完了していることを確認します。さくらのクラウドには、IdP-Initiated方式にてアクセスが可能です。