対象
- Email DLP の管理者
目的
- Email DLP で送信制限が適用された送信者の確認方法について説明します。
※「制限された送信者」とは
Email DLP では、安定したサービスをご提供するため、「流量制限」「ブラックリスト」という 2 つの送信制限を設けています。
これらの制限などに抵触したユーザーを「制限された送信者」と定義します。
Email DLPサービスの送信制限について
注意事項
- 本記事の内容は 2021 年 12 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Email DLP の管理者権限が必要です。
管理者の設定方法は、以下の記事をご参照ください。 - [Email DLP] 管理者権限の設定
- 管理画面へのアクセス方法は以下の記事をご参照ください。
[Email DLP] 管理画面へのログイン方法
手順
1. Email DLP 管理画面にて、[テナント設定] - [制限された送信者] へアクセスします。
2. 対象のメールアドレスの右側 [×] を選択します。
3. 内容を確認し [制限を解除] を選択します。
再発しないことを確認いただいた後、リストの右端にある「×」ボタンで解除してください。
「⚠️」が表示されており送信制限を解除できない場合は、HENNGE One Technical Support までご連絡ください。
(管理画面左上の ? より、問合せフォームが利用いただけます。)
項目
1. メールアドレス
ブラックリストの内容に抵触し、送信制限が適用されているメールアドレス。
2. 理由
2.1. この送信者から短期間のうちに大量のバウンスメールを検知したため。
短時間の間に大量のバウンスメールを検出しました。
(「Email DLPサービスの送信制限について」2. ブラックリスト 2.1 が該当。)
→ 管理者による解除が可能です。
※ 解除できる回数は 1 送信者アドレスにつき、24 時間中 1 回のみです。
2.2. この送信者から継続的に大量のバウンスメールを検知したため。
大量のバウンスメールを継続して検出しました。
(「Email DLPサービスの送信制限について」2. ブラックリスト 2.2 が該当。)
→ 管理者による解除が可能です
※ 解除できる回数は 1 送信者アドレスにつき、24 時間中 1 回のみです。
2.3. この送信者から大量のバウンスメールを検知したため。
異常な通数の不審なメールを検出しました。
なお、2020 年 12 月 3 日以前に 2. と同じ送信制限が適用した場合も、この理由が表示します。
(「Email DLPサービスの送信制限について」2. ブラックリスト 2.2 または 2.3 が該当。)
→ HENNGE One Technical Support までご連絡ください。
2.4. 大量のバウンスメールを発生させるメール送信に対して繰り返し送信制限を課しましたが、問題が解決しなかったため。
一定期間に複数回、同じ送信者から大量のバウンスメールを検出しました。
(「Email DLPサービスの送信制限について」2. ブラックリスト 2.4 が該当。)
→【HENNGE Email DLP】送信制限解除プロセス変更のご案内 をご確認の上 HENNGE One Technical Support までご連絡ください。
3. 影響
「バウンス」のみ。送信者は、ブラックリスト制限中に送信したメールの再送処理を行う必要があります。
4. 開始・終了
ブラックリスト制限の適用開始日時、自動解除対象の場合は終了日時も反映します。
なお、2020 年 12 月 3 日以前に送信制限が適用した場合は、「不明」と表示されます。