HENNGE Cloud Protection の初期設定や、運用管理を行う管理者が本記事内容の対象となります。
目的
HENNGE Cloud Protection のポリシーにて設定可能な項目である、[ OneDrive ] タブ内の設定内容について説明します。
注意事項
1. 本記事の内容は 2024 年 1 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
2. 実際の画面確認や、設定の変更には HENNGE Cloud Protection の管理者権限が必要です。
3. ポリシーはテナント単位でのみ指定が可能です。
詳細説明 / 手順
HENNGE Cloud Protection 管理画面の左メニュー [ ポリシー ] − ポリシー選択 - [ OneDrive ] タブで設定可能な値について説明します。
ポリシーの作成方法は、以下の記事を参照してください。
一般
項目名 | 説明 |
リアルタイムスキャン |
組織内のサイトで OneDrive アイテムのリアルタイムスキャンをを使用するかどうかを設定します。 |
隔離 |
隔離されたアイテムが自動的に削除されるまでの期間を選択できます。 ・1ヶ月 |
マルウェアスキャン
項目名 | 説明 |
ファイルをスキャン |
スキャン対象とするファイルの種類を設定します。 ・すべて [ 対象のみ ] を選択した場合、 [ 対象のファイル ] にて予めいくつかのファイルが指定されておりますが、任意のファイルをご指定頂くことも可能です。 |
アーカイブ(圧縮)ファイルをスキャン 圧縮されたファイルをスキャン対象とするかどうかを設定します。 |
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サンドボックスでの評価 疑わしいファイルを WithSecure 社の Security Cloud に送信し、ファイルの動作を分析してファイルが安全か有害かを判断します。 |
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許可されていないファイルの種類 |
許可されていないファイルの種類が表示されます。 対象のファイルの種類はポリシー内項目 [ 一般 ] − [ 脅威の制御 ] − [ マルウェアスキャン ] タブで設定します。 |
処理 |
マルウェアが検出された場合のアクションを指定します。 ・隔離 |
管理者に通知 マルウェアが検出された場合に管理者に通知するかどうかを設定します。 管理者メールアドレスはポリシー内項目 [ 一般 ] − [ 通知 ] − [ 受信者のメールアドレス ] で設定します。 |