for Google Workspace
スマートフォン(スマホ)やタブレットなどのスマートデバイスからスマートデバイス用の「Gmail」アプリを利用禁止にしたいです。制限を行う方法を教えてください。
利用禁止にすることが可能です。
スマートフォンやタブレットは、モバイルキャリア回線のネットワーク(社外ネットワーク)からアクセスする動作となりますので、「Gmail」アプリを利用禁止にしたいユーザーを「社外ネットワークからアクセスを拒否するアクセスポリシーグループ」 (*) に所属させる必要があります。
(*) 「Gmail」アプリは入場証による制御は利用できませんので、社外ネットワークを拒否するという条件のみ設定ください。
また、「Gmail」アプリは OS やアカウントの登録手順によってHENNGE Access Controlを経由するかどうかの動作が異なります。
「Gmail」アプリの動作に関しては、以下の記事をご参照ください。
スマートデバイス用「Gmail」アプリ利用時の動作
あわせてHENNGE Access Controlを経由せずに直接 Google Workspace と通信した場合の設定も禁止する必要があります。
Google Workspaceの管理コンソールで設定から利用を制限することが可能です。
設定手順に関しては、以下の記事をご参照ください。
POP/IMAP/Sync でのアクセスを制限をする
なお、初回にアカウントを追加する時のみHENNGE Access Controlでアクセス制御が可能となっていますので、既に「Gmail」アプリでログインが成功している場合は制限をかけることができません。
その場合は、以下の方法で「Gmail」アプリから強制ログアウトさせることが可能です。
「Gmail」アプリからGoogle Workspaceアカウントを強制ログアウトする方法
下記の2通りの手順のうちいずれかの方法で、ユーザが端末にインストールしている「Gmail」アプリから、Google Workspaceアカウントを強制ログアウトすることができます。
Google Workspace管理コンソール上に特権管理者アカウントにてログイン後に下記の手順のうちいずれかを実施してください。
・当該ユーザーの Google Workspaceへの本来のログインパスワードを変更する。
・当該ユーザーのプロフィールメニューにて、パスワード項目欄の [ログイン Cookie をリセット] リンクを押下する。
上記の手順を実施後に「Gmail」アプリを再起動すると強制ログアウトされることを確認してください。