対象
- Email DLP を Google Workspace にて利用するお客様
目的
- Google Workspace (Gmail) から社外へ送信されたメールが、Email DLP を経由するよう設定します。
注意事項
- 本接続作業後、送信経路が変わります。そのため、影響範囲、作業時間帯は十分ご検討の上作業ください。
- 本記事の内容は 2025 年 3 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。
手順
事前確認事項
1. SPF レコードの登録をします。
2. メール経路への影響を確認するため、Google Workspace の [Google Admin 管理コンソール] にアクセスします。
3. [アプリ] をクリックします。
4. [Google Workspace] をクリックします。
5. [Gmail] をクリックします。
6. [デフォルトのルーティング] および [ルーティング] をクリックして内容を確認し、既存の設定がある場合はスクリーンショットを取得して、本接続作業前に弊社まで送付ください。
7. 弊社から提供している資料 HENNGE One 接続設定シート を事前に用意してください。
ホストの作成
1. Google Workspace の [Google Admin 管理コンソール] にアクセスします。
2. [アプリ] をクリックします。
3. [Google Workspace] をクリックします。
4. [Gmail] をクリックします。
5. 下へスクロールし、[ホスト] をクリックします。
6. 表示された画面で、[ルートを追加] をクリックします。
7. [名前] に "HENNGE Email DLP" と入力し、ホスト情報を入力します。
※ホスト情報は以下となります。
gwsmtp.mo.hdems.com : 10025
※ [セキュアなトランスポート（TLS）を必須とする] にチェックを入れ、[CA 署名済み証明書を使用する] のチェックを外し保存します。
8. ホストが追加されている事を確認します。
[ルーティング] 設定の追加
1. 上記 4. の [Gmail] 選択後、[ルーティング] を選択します。
2. [ルーティング] にて、設定を追加します。
※既にその他の [ルーティング] の設定が入っている場合は [他にも追加] を選択します。
3. 以下情報を入力します。
・[名前] : HENNGE Email DLP 用転送
・[影響を受けるメール] : 送信
4. ホスト [HENNGE Email DLP] へルート変更します。
※ [ルート] → [ルート変更] にチェックを入れ、ホスト [HENNGE Email DLP] を選択し、設定を追加します。
5. 設定を保存します。
接続の確認
1. 接続が正常に完了しているかどうかを確認します。
※以下の記事の内容に従い、接続状態を確認します。
Email DLP 動作テスト (Google Workspace)
2. 接続が完了した旨を HENNGE One 導入担当者まで連絡します。
接続が正常に完了していることを確認した時点で、必ず HENNGE One 導入担当者までご連絡ください。