概要
Email DLP の初期設定や運用管理を行う管理者を対象に、アドレスグループ設定のカラム(項目)について説明します。
設定ファイルを利用することで、設定を一括で登録、更新できます。
設定ファイルの作成方法およびインポート手順は、以下の記事を参照してください。
[Email DLP] インポートデータ (設定ファイル) 作成
注意事項
- 本記事の内容は 2026 年 4 月時点での製品仕様に基づき作成しており、予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Email DLP の管理者権限が必要です。
管理者の設定方法は、以下の記事を参照してください。
[Email DLP] 管理者権限の設定 - 管理画面へのアクセス方法は以下の記事を参照してください。
[Email DLP] 管理画面へのログイン方法 - グループウェアからグループを同期するためには事前設定が必要です。
項目
- ファイル形式は YAML と JSON に対応しています。
- ユニークキーは「name」(アドレスグループ名)です。
- 「上書き」の場合、上述のユニークキーに該当する情報は丸ごと上書きされます。
既存のアドレスグループに 1 名追加する場合は、アドレスグループに登録されている他のアドレスもインポートデータに必ず含めてください。
カラム
| カラム | 説明 |
| version | 1 を指定します。(固定値) |
| address_groups | 次行以降に指定したアドレスグループを作成します。 |
| address_groups_sync | 次行以降に指定したアドレスグループを Google Workspace / Microsoft 365 グループから同期して作成します。 |
| name | アドレスグループ名を指定します。 |
| addresses | 次行以降にメールアドレスを指定します。 |
| address | アドレスグループに所属するメールアドレスを指定します。 ※ YAML ファイルでは、ドメイン指定の際はシングルクォートで括ります。 (例:'@hennge.com') |
| approver | 1 行上の address を承認者として指定する場合、 true を指定します。 承認者を指定しない場合、本項目の指定は不要です。 |
approver_synced_address_group_name |
address_groups_sync の中で、 1 行上の name に記述したグループに対し、承認者のグループを設定する場合に記述します。 このグループと 1 行上のグループで共通するユーザーが承認者となります。 承認者を指定しない場合、本項目の指定は不要です。 |
| sync_group_addresses | 「ディレクトリグループアドレスをアドレスグループに同期」を有効化する場合、 true を指定します。 承認者を指定しない場合、本項目の指定は不要です。 |
作成例
アドレスグループで「承認が必要なグループ」「通常送信グループ」「暗号化しない宛先」を作成する場合
YAML 形式
version: 1
address_groups:
- name: 承認が必要なグループ
addresses:
- address: user1@sample.hennge.one
- address: approvar1@sample.hennge.one
approver: true
- address: user2@sample.hennge.one
- name: 通常送信グループ
addresses:
- address: user3@sample.hennge.one
- name: 暗号化しない宛先
addresses:
- address: '@gaibu.hennge.one'
- address: .gaibu.hennge.oneJSON 形式
{
"version": 1,
"address_groups": [
{
"name": "承認が必要なグループ",
"addresses": [
{
"address": "user1@sample.hennge.one"
},
{
"address": "approvar1@sample.hennge.one",
"approver": true
},
{
"address": "user2@sample.hennge.one"
}
]
},
{
"name": "通常送信グループ",
"addresses": [
{
"address": "user3@sample.hennge.one"
}
]
},
{
"name": "暗号化しない宛先",
"addresses": [
{
"address": "@gaibu.hennge.one"
},
{
"address": ".gaibu.hennge.one"
}
]
}
]
}「承認者(管理者)グループ」「被承認者(ユーザー)&承認者グループ」を同期して作成し、「承認者(管理者)グループ」を承認者として設定する場合
※ 承認者として設定する同期アドレスグループは、 address_groups_sync に記述する必要があります。
YAML 形式
version: 1
address_groups: []
address_groups_sync:
- name: 承認者(管理者)グループ
- name: 被承認者(ユーザー)&承認者グループ
approver_synced_address_group_name: 承認者(管理者)グループJSON 形式
{
"version": 1,
"address_groups": [],
"address_groups_sync": [
{
"name": "承認者(管理者)グループ"
},
{
"name": "被承認者(ユーザー)&承認者グループ",
"approver_synced_address_group_name": "承認者(管理者)グループ"
}
]
}