対象
HENNGE Email DLP を Google Workspace にて利用するお客様が対象です。
目的
Google Workspace (Gmail) の特定の送信者から送信されたメールのみ、HENNGE Email DLP を経由するよう設定します。
注意事項
1. 本接続作業後、対象の送信者についてメールの送信経路が変わります。そのため、影響範囲、作業時間帯は十分ご検討の上作業ください。
2. 想定通りの動作にならない場合、Google 社にお問い合わせをいただくようお願いする場合がございます。
3. 一部のユーザーのみ HENNGE One 製品をご利用いただく場合であっても Google Workspace のライセンス数と同じ数のご購入が必要です。
HENNGE One のライセンスの考え方
4. 本記事の内容は 2024 年 3 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。
詳細手順・説明
事前確認事項
1. 外部 DNS の設定変更
(必須)SPF レコードの追加
(推奨)DKIM レコードの設定
(推奨)DMARC レコードの公開
2. メール経路への影響の確認
既存で [ ルーティング ] 関連の設定がある場合は、設定内容が分かるのスクリーンショットを、本接続作業前に弊社まで送付ください。
3. 設定値の用意
弊社から提供している資料 HENNGE One 接続設定シートを事前にご用意ください。
1. Google Workspace に新しい組織部門を作成
1.1. 親組織の配下に対象アカウントを登録する組織部門を作成します。
組織部門を追加する
* Google のサポートページに遷移します。
1.2. HENNGE Email DLP の対象としたいアカウントを 1.1 で追加した組織部門に登録します。
組織部門へのユーザーの移動
* Google のサポートページに遷移します。
2. [ ホスト ] の設定
以下の記事の手順「1. ホストの設定」を実施します。
HENNGE Email DLP 接続作業 (Google Workspace)
3. [ ルーティング ] の設定
3.1. [ Google Admin 管理コンソール ] → [ アプリ ] → [ Google Workspace ] → [ Gmail ] にアクセスします。
3.2. [ ルーティング ] を選択します。
3.3. [ 組織部門 ] より項番 1 で作成した子組織部門を選択します。
3.4. ルーティングの設定を行います。
以下の記事の手順「2.2. [ ルーティング ] にて、設定を追加します。」以降の作業を実施します。
HENNGE Email DLP 接続作業 (Google Workspace)
4. 接続の確認
4.1. 接続が正常に完了しているかどうかを確認します。
以下の記事の内容に従い、接続状態を確認します。
HENNGE Email DLP 動作テスト (Google Workspace)
4.2. 接続が完了した旨を HENNGE One 導入担当者まで連絡します。
接続が正常に完了していることを確認した時点で、必ず HENNGE One 導入担当者までご連絡ください。