対象
- Email DLP の管理者
目的
- Email DLP のフィルターを作成 / 編集する方法について説明します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 3 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Email DLP の管理者権限が必要です。
管理者の設定方法は、以下の記事をご参照ください。
Email DLP 管理者権限の設定 - 管理画面へのアクセス方法は以下の記事をご参照ください。
Email DLP 管理コンソールへのアクセス方法 - 事前に対象となるアドレス グループ、ルール グループを作成する必要があります。
・アドレスグループを作成する
・ルールグループを作成する
手順
フィルターの個別作成 / 編集手順
1. Email DLP 管理画面の左メニューから [フィルター設定] - [フィルター ] へアクセスします。
2. 画面右上の [+ 作成] か、編集したいフィルターの [歯車マーク] をクリックします。
3. 編集画面で以下の設定値を選択し、[作成] または [適用] をクリックします。
フィルター設定は、どのアドレス グループに所属するユーザーから、どのアドレス グループに所属するユーザーに送信された場合に、どのルール グループに設定されているルールでフィルタリングを行うかの設定を行います。
各種設定値の詳細は、項目 (フィルターを作成 / 編集) を確認してください。
フィルターの一括作成 / 編集手順
YAML または JSON ファイルを用いることで、フィルターを一括で作成や編集することが可能です。
YAML ファイル例 :
version: 1
filters:
- priority: 100
from_address_group_name: テスト
to_address_group_name: All
rule_group_name: ルールテスト
YAML または JSON ファイルでのデータの作成および新規作成・上書きについては、下記ページをご参照ください。
Email DLP インポートデータ (設定ファイル) 作成について
インポート方式の「上書き」と「新規作成」の違い
項目 (フィルターを作成 / 編集)
各種設定値の説明は下記の通りです。
名称 | 説明 | 備考 |
優先度 | 作成するフィルターの優先度 | フィルターは優先度の数字の小さいものから順にチェックされ、最初に該当したフィルターの内容が処理されます。 |
送信者 | 送信者として設定するアドレスグループ |
アドレス グループは事前に作成しておく必要があります。 |
受信者 | 受信者として設定するアドレスグループ |
アドレス グループは事前に作成しておく必要があります。 |
ルールグループ | フィルターの条件に合致した場合にメールを処理するルールグループ | ルール グループは事前に作成しておく必要があります。 ルールグループを作成する ※ 1 つのルールグループは 1 つのフィルターにのみ適用できます。 |