概要
この記事では、Google Workspace(Gmail)を利用中のお客様がEmail DLPを導入するにあたり、事前の確認事項から、Email DLPの運用を開始するまでの一連の手順を紹介します。
用意するもの
- HENNGE One Customer Portalのアカウント
Email DLP 管理画面へのログイン URL と、初期管理者アカウントの情報を確認します。
情報の確認手順は[Customer Portal] HENNGE One サービス一覧の確認方法をご確認ください。 - Email DLP 管理者権限を持つアカウント
※ Google Workspace の特権管理者権限が必要です。 - DNS レコード編集に必要なアカウント等の情報
注意事項
- 本記事の内容は 2026 年 10 月時点で製品の内容をもとにしたものであり、以後予告なく変更される場合があります。
- Microsoft 365 を利用し、Email DLP の利用を開始するお客様は、[HENNGE Email DLP] 導入手順 (Microsoft 365) を参照してください。
- すでに Microsoft 365(Exchange Online)で Email DLP をご利用中のテナントに、Google Workspace(Gmail) を追加接続し併用することはできません。
[Email DLP] Exchange Online(Microsoft 365)と Gmail(Google Workspace)を併用できますか? - ご導入前に必ず HENNGE One 動作環境をご確認ください。
各製品や機能の制限事項をご案内しております。
目次
手順
事前確認
Email DLP の導入作業を開始するにあたり、注意事項や制限事項を確認します。また、接続に向けた事前準備を行います。
送信メール流量の確認
-
[Email DLP] サービスの送信制限について を確認し、メール送信数が制限を超過する送信者 (例: 社外へのメールマガジン配信を行うメールアドレス) がいないか確認します。該当する場合は対象メールアドレスが Email DLP を経由しないようにする設定が必要です。
手順は以下の記事をご確認ください。
Email DLP と Google Workspace の接続(特定の送信者によって送られたメールは Email DLP の処理対象外としたい)
DNS レコードの登録
利用中の DNS サーバーで、Email DLP が利用するレコードを登録します。
[導入作業] - [Email DLP と Google Workspace の接続] 以降の手順は、必ず DNS レコードの登録が完了した後に実施してください。
導入作業
Email DLP 管理画面で、要件に沿ったフィルターを設定します。また、Email DLP と Microsoft 365 を接続し、フィルターの動作検証を実施します。
Email DLP フィルター初期設定
1. [Email DLP] フィルター初期設定 の手順に従い、テンプレートを利用して Email DLP フィルターの初期設定を実施します。
Email DLP と Google Workspace の接続
Google Workspace 特権管理者アカウントを使用し、Email DLP と Gmail を接続します。
- [Email DLP] 接続作業 (Google Workspace) の手順に従い、Email DLP と Gmail を接続します。
-
[Email DLP] サービスの送信制限について で記載の制限を超過する送信者 (例: 社外へのメールマガジン配信を行うメールアドレス) がいる場合は、必ず以下の設定を実施して Email DLP の処理対象外としてください。
特定の送信者のメールは HENNGE Email DLP を経由させたくない(Google Workspace)
この作業が完了すると、アドレスグループ 「検証ユーザーグループ」 に登録されているメールアドレスのみがフィルター処理の対象になります。
Email DLP フィルター動作検証
アドレスグループ 「検証ユーザーグループ」 に登録されているメールアドレスでテストメールを送信し、フィルターの動作が想定通りであることを確認します。
確認方法は以下のとおりです。
- 管理画面での確認方法
[Email DLP] 管理画面からのフィルター適用履歴の確認方法 - ユーザー画面での確認方法
[Email DLP] 保留中メールの確認(ユーザー画面) - ユーザー画面で、メールに添付して送信したファイルを確認する方法
[Email DLP] Secure Download または ZIP 暗号化で送信したファイルの確認/削除/ダウンロード(ユーザー画面)
運用開始
全社でEmail DLPの利用を開始するための手順を実施します。
1. フィルターの送信者アドレスグループの変更
各フィルターの送信者アドレスグループを 「検証ユーザーグループ」 から本番運用のアドレスグループに変更します。
全ユーザーを運用開始対象に指定する場合は 送信者 を「HENNGE登録ドメイン」にご変更ください。
本作業は、送信者アドレスグループが 「検証ユーザーグループ」 となっているすべてのフィルターで実施してください。
以上で Email DLP の導入は完了です。
ご質問
運用開始後に特に多く寄せられる質問と回答をまとめています。
よくあるご質問 (管理者向け)