対象
- Email DLP の管理者
目的
- Email DLP のアドレスグループを作成 / 編集する方法について説明します。
注意事項
- 本記事の内容は 2025 年 3 月時点での製品仕様に基づき作成しており、以後予告なく変更される場合があります。
- 実際の画面確認や、設定の変更には Email DLP の管理者権限が必要です。
管理者の設定方法は、以下の記事をご参照ください。
Email DLP 管理者権限の設定 - 管理画面へのアクセス方法は以下の記事をご参照ください。
Email DLP 管理コンソールへのアクセス方法
手順
1. Email DLP 管理画面の左メニューより [アドレス設定] - [アドレスグループ] にアクセスします。
アドレスグループの個別作成 / 編集手順
1. 画面右上の [+ 作成] か、編集したいアドレスグループの [歯車マーク] を1 つ選択します。
2. 各項目を入力し [追加] をクリックします。
アドレスは、メールアドレス、ドメイン (@ マーク以降)、トップレベルドメインの指定が可能です。 (完全一致で判定)
例:
- メールアドレス: "user@example.co.jp"
- ドメイン (@マーク以降) : "@example.co.jp"、"@sub.example.co.jp"
- サブドメイン: ".example.co.jp"
- トップレベルドメイン: ".jp"、".co.jp"
登録できる文字は以下の通りです。
- アルファベット小文字: a - z
- アルファベット大文字: A - Z
- 数字: 0 - 9
- 記号: !@#$%^&*-_=+{}[]\|'/?`~
なお、正規表現には対応しておらず、正規表現で使用される * などの記号は文字列として認識されます。
また、下記画像のように、改行して記載することで複数レコードの一括登録が可能です。
3. 必要に応じ、承認者にチェックを入れ、 [作成] または [適用] を選択します。
※ ドメインおよびサブドメインを含むドメインは承認者として設定できません。
アドレスグループの一括作成 / 編集手順
YAML または JSON ファイルを作成し、複数のアドレスグループを一括で作成・上書きすることが可能です。
YAML または JSON ファイルでのデータの作成および新規作成・上書きについては、下記ページをご参照ください。
Email DLP インポートデータ (YAML ファイル) 作成について
インポート方式の「上書き」と「新規作成」の違い
グループ同期による作成 / 編集手順
Microsoft 365 または Google Workspace 上のグループを Email DLP のアドレスグループとして同期することが可能です。
詳細は下記ページをご参照ください。
Microsoft 365 から Email DLP へ同期するグループの紐づけ設定
Google Workspace から Email DLP へ同期するグループの紐づけ設定
次の手順
アドレスグループのメンバーに適用させるルールグループやルールの作成 / 編集へ進みます。
※ すでにルールグループやルールを作成済みの場合は対応不要です。
Email DLP フィルター設定 - ルールグループの作成 / 編集
Email DLP フィルター設定 - ルールの作成 / 編集
ルールを作成済みで、フィルターにアドレスグループを設定する場合は以下へ進みます。
Email DLP フィルター設定 - フィルターの作成 / 編集